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Tapestry

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9th Gate

「ナインスゲート(9th Gate)」 2005-03-19


ロマン・ポランスキー監督、ジョニー・デップ主演のオカルトサスペンス。


世界に3冊しかないと言う希少本「ナインスゲート」と言う悪魔の書を、

本専門の探偵?であるMr.Corsoが、金持ちのコレクターの依頼で、ヨーロッパまで探しに行く。

コレクターの依頼は、3冊のうち2冊は精巧なコピーで、

自分が持っている一冊が本物かどうかを確かめる事、本物がみつかったら、

どんな手段でもいいから手に入れる事、だった。

舞台はアメリカからスペイン、フランスへ。


残りの2冊の持ち主である富豪宅に訪れ、本を調べていくうちに、

少しずつ謎が解けていくのだが、この本に関わった人々が、

次々と悲惨な死に方をしていくと言う、新たな謎が・・・。


映画の雰囲気や、謎が謎を呼んで自然に引き込まれていく展開はとても好きなのだけれど、

最後の最後になっても、「?」が消えないのが、かな~り消化不良。

Mr.Corso自身が、9th Gateを開けて、どこへ行ったのかは、

観ている側の想像に任せます、と言う事なんだろうし、それはそれでいいんだけど

、一番気になったのは、 Mr.Corsoの後をずっと付いてきたかのような

若い女性の正体が、最後までハッキリわからなかった事。

それに、訳も分らず殺された人もいたりして、なんで?なんで?が連発だった。(^^;)


一言で言うと「難しい」内容だったと思う。

特に、悪魔の儀式だとか、悪魔に魂を売るだとか、

そういう風習に縁遠い日本人には分かり難いだろうな。

映画としてはホント悪くないし、ジョニデも普段とは違う、口髭のある渋めの探偵、

と言う役柄だったけど、似合っててカッコ良かった。

う~ん、やっぱり内容が難しい、としか言いようがないかも。


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