アリゾナも、最近とても寒くなってきた。
朝、子供を学校に送り届ける時に、外に出ると
薄っすらと、だけど氷が張っている。
ああ、季節はもう11月だもんな~、この季節になると
どこもカシコも「セール!」「セール!」で
お店に行くと、なんとなく、何か買っちゃおうか、という
気持ちにさせられたりもする。(いけない、いけない。)
それだけでなく、郵便物も一気に増える。毎日届く郵便物の
半分以上が、「ギフト」のカタログなのである。
ああ、今年もやってきたのだ、ギフトの季節が。
クリスマスシーズンが。
毎年クリスマスには、集まるのが習慣になっているダンナの家族。
有り難い事に、ダンナの家族は皆いい人達ばかりで
(嫌いな人は1人もいない。)
特にダンナは4人兄弟の末っ子という立場でもあり
みんな、ワタシ達家族にとてもよくしてくれる。
それはとても嬉しく有り難い事であるのだが、困るのは、
ワタシ達が、ほとんど何もしてあげられないのにも関わらず、
よくしてくれる事、なのである。
クリスマスになると、更にそれを痛感する。
いつも持ち切れないほどのプレゼントを、これでもか、と言うほど
貰うのである。
子供たちにはともかくとして、別にワタシやダンナには
そんなにくれなくてもいいのに、と毎年思うのだが、
一家族から、1人につき3、4点はくれるのである。
なので、兄弟3人、3家族からと考えても10点ほど、
少なくとも7点ほどは貰う事になる。
ワタシ達は、といえば、もちろんそんなお金はない。
1人に一つが、精一杯だし、兄弟はみんな我が家より、ずっとずっと
お金持ちなので、必要な物は(必要じゃないものも)何でも持っているし、
「こんなものあげても、嬉しくないだろーな。」
という物しか思い付かないし、あげられないのである。
しかもワタシは、全く気が利かない女だ。しかも忘れっぽい。
「お姉さんがこんなこと言ってたな、だからきっとこれだったら
喜んで貰えるわ~。」などという事が、全く思い浮かばない。
もちろん、ダンナも輪をかけて気が利かないタイプである。
兄弟とも長年離れて暮らしているので、年に何回か会えるとはいえ
好みや最近の趣味なんかにも詳しくない、と言う事もある。
そんな中でのプレゼント選びは、本当に本当に難しい。
ダンナの兄弟とは違って、両親のほうは、もっともっと質素な生活を好む人達なので、
こういった習慣を、あまり快く思っていないようでもある。
それなのに、どうして止めないんだよ~。とも思うけれど
お兄様、お姉様方は、多分とっても楽しんでプレゼント選びを
してくれているようでもあるので、当分はこの習慣、
なくなる事もないだろう。
今年こそは、頂くプレゼントが少なければいいのに、と
変な願いを毎年持っている、ワタシ達夫婦である。
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Last updated
2003.11.08 08:41:35