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子供の学校選びの話の前に、ちょこっとだけホームスクールの情報を。
ワタシは学校すべての質が悪い、だから学校へ行かせる事が悪いとは決して考えていない。けれど、学校で自分のやりたい事が出来ない、叉は自分の能力に合った指導をしてもらえないが為に、せっかく備わっている才能がしぼんでしまう事は、子供にとっても、親にとっても大きな損失だと思っている。 その他、勉強の問題以外でも、友達との関係、いじめや仲間はずれなどが原因で不登校になる場合もあるかもしれない。そんな時に、嫌がる子供に無理矢理学校に行かせる事は、あまりにも時間がもったいないし、子供にとっても、嫌な学校に行く事がいい影響を与えるとも思えない場合もあるだろう。そういう時の選択肢のひとつとして、ホームスクールというやり方もあるんだ、と言う事を、知って欲しいと思う。 子供によっては、自分のやりたい事をやりたいときに、やりたいやり方でできる事に喜びを覚え、伸びていく子もあるだろうと思う。そのような子供の性質を見極めて、子供に合った選択をしてあげるのが、親の役目であると思う。小さい間は、何一つ自分では決められない子供。その分、親が子供をよく観察し、子供に合った教育をしてあげられたらいいな、と思うだけである。 --------------------------- 日本でも「ホームスクール支援協会」と言うのがあるようです。日本在住で、興味のある方は、是非。他にもホームスクールで検索すると色々出てきます。 ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 学校選びについて、長男がキンダーに入る際、我が家でも色々と悩んだ。昨日書いたように、ひとつの道として、ホームスクールと言う事もまだ頭にあったし、ポパイとも色々話し合った。 公立でも地域によって、いい学校とそうでない学校の差が激しいアメリカ。幸い、ワタシの住む町では、さほど悪い地域というのはないし(田舎だし)学校も、どれも似たり寄ったりと言う風に見えた。引っ越してからまだ半年ほどだったのもあり、知り合いなど、評判を聞ける人も余りいなかったのもある。なので、とりあえず、一番近所にある公立学校へ家族揃って見学に行った。 キンダーのクラスに入って、一緒にアクティビティにも参加した。 校長先生が、校内を案内してくれ、希望者はカフェテリアで食事をとる事も出来た。(もちろん、食べてみた。^^) 色々見てまわったワタシ達の感想は、「活気のある学校」という意見で一致した。活発でエネルギーをもてあまし気味だった長男には、向いているんじゃないか、とワタシ達ふたりとも感じた。 もう一つ考慮したのは、義両親が行っている教会のスクールで、こちらは私立になる。とても小さな学校で、ホームスクールの考え方を元に、小人数でやっておられる、とてもアトホームな雰囲気の学校である。 こちらも見学に行った。先生は良く知っている人だったし、人間的には信頼できる。小人数だから、行き届いた教育も可能だろう。問題は、私立なので、貧乏な我が家に果たして授業料が払えるか?と言う問題だったけど、その点はクリアした。 開校してまだ間もなく、少しでも生徒を集めたいその学校は、長男の事を良く知っていることもあり、是非とも来て欲しい、と何度も何度もラブコールを貰い、授業料もかなり安くしてもらえる、と言う事だった。(教会から献金を募ったりして、資金集めもされていたようだ。) 選択肢があるという事は、とても有り難かったが、それでもやっぱり、ここは長男には向いていないんじゃないか、と言う事がずっと頭にあった。ここへ入ったとしても、長男はまだまだエネルギーを発散できずにいるんじゃないだろうか、小人数のため、かえって物足りなく感じるんじゃないだろうか、とワタシ達は考えた。 ある子育ての掲示板でも相談させてもらって、色んな人がいいアドバイスを下さった。その結果、やはり「親の勘」と言うものを信じて、選ぶのがいいんじゃないかと思った。 そういう訳で、結局近所の公立に入れたのだが、正解だったとおもっている。 第一印象のとおり、とても活気がある学校で、校長先生も人気がある。この校長先生(見た目はちょっと「セサミストリート」に出てくるMR.ヌードル風。笑)登下校時には必ず、門のところに立ち、子供を送り迎えしているし、親にも必ず挨拶してくれるし、ワタシの名前も一度で覚えてくれ(ラストネームだが)いつも「グッモーニン、Mrs ○○!」と名前を呼んで挨拶してくれる様な人。子供たちに囲まれて質問攻めと言う光景もしょっちゅうである。 後で知った事だけれど、この学校は、我が町で一番評判がいい学校で、隣の町や、そのまた隣の町から通っている子供たちも多い。 本当は、そういった事も出来るだけ調べてから決める人が多いのだろう。たまたま良い学校に当たったワタシ達は、とてもラッキーだった。 よく私立か公立か?と言う事も、議論されたりしているけれど、私立の場合も、いい学校、悪い学校、色々あるようだし、幾らいい所が見つかっても、経済的に無理な場合も多いだろう。幾ら教育費は惜しむな、と言われても、うちには実際払えない金額と言う学校がほとんどだったりもする。(将来かかるであろう教育費について考えるのは、今から頭が痛い。^^;) この先、長男がどう成長していくか、さっぱり予想もつかないし、もしかしたら、今の学校が合わなくなることもあるかもしれない。 その時に、どういう学校を選ぶか、叉はホームスクールに入るか、その時に長男に合った選択をしてあげたいとおもっている。 そんなの、アメリカだからこそ出来るんだよ~、とおもっておられる日本在住のお母さんも、もしかしたら多いかもしれないけど、日本でだって、色々と選択はできるはず。もちろん、地域的理由や経済的理由があって、選べないって事もあるだろうけど、頭を少し柔らかくすれば、たくさんの選択があるとワタシは思う。 というか、日本の教育事情、学校事情も、色々と教えて頂きたいなあ。日本の場合、お役所関係が、頭が固かったりして、大変かもしれないなあ、とは想像がつくけど。 そうそう、日本の学校といえば、今度の里帰りの際に、長男を地元の小学校に体験入学させようかと悩んでいるところ。前に妹に調べてもらったら、確か京都ではやっていない、と言う事だったが、もう一度調べてみるつもり。 学校にやるのがいいか、悪いかも、まだ解らずにいる。せっかくの日本滞在、学校の時間に縛られるのが可哀相な気もするし、その反面、暇を持て余して、友達も出来ないのが可哀相な気もするし。どうしたもんだろうな。子供の事は、どこへ行っても悩みの連続である。(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.04.10 09:05:00
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