なんか最近、映画や食べ物の話ばっかり!手抜きしてるの?と
思われるかもしれませんが、日記を書くネタのために、
毎日色んな事を考えては「これいいやん!」と
自分のネタに自分で受けていたりはするのですが
パソコンに向かう事のできる時間が少なくて、そして文章もまとまらないので
今日も映画ネタにさせてもらいます。(結局手抜きか???^^;)
と言うのも、ポパイの休みが木・金・土なので、我が家の週末は
この3日間と言う事になるんですが、ダンナがうちにいると、
なんとな~くゆっくりとパソコンに向かえないんですよね~。
この週末は、あまり天気も良くなかったので、映画三昧でした。
「The Trueman Show」★★★
こないだの「ブルース・オールマイティ」でおもいきり笑って
今更ジム・キャリーに興味を持ったので、続けて観ました。
(もう一つ、「Ace Ventura」も既に手元にあります♪)
一言で言うと、考えさせられる映画。
この映画はコメディではないんですね。(コメディ?)
どことなく笑える場面もなかった訳ではないですが、
このストーリーはあまり面白いとは思えなかったです。
面白いと言えば面白いのかもしれないけど
終わった後、なんとなく悔しくて、切ない気持ちになってしまいました。
発想は面白い。実はワタシも想像力豊かな若かりし頃
「もしかしたら、世界中のワタシ以外の人やモノは、
ワタシの為に作られたもので、ワタシが気づかない内に
ワタシ中心で世界がまわっているのかもしれない。」
などと言う無邪気な妄想を抱いていた事がありましたから。
主人公のトゥルーマンは自分ではそうとは知らずに、
産まれてから30年間、テレビのスターにされていた。
彼の住む社会も、両親も、妻も、友達も、全部
彼のために作為的に用意されて、与えられたものだった。
そんな彼が、何とか真実を突き詰めようとするのに、世間がいっせいに
邪魔をする。なんとも悔しすぎるじゃあありませんか。
ワタシ達が住んでいる社会も、家族も友達も、考えようによっては
神様から与えられたもの。(少なくともワタシはそう想う。)
けれども、本当の神様は、ワタシ達人間に、選択の自由と言うものを
与えていてくださる。運命だけでは済まされない、
ひとりひとりの個性がその人の人生を作っていく、そう思うんですね。
けれども、トゥルーマンの場合は、全ては与えられたもので、
道を踏み外す自由もない。外れよう物なら、ことごとく邪魔をされる。
それも全ては、勝手な人間の欲望とビジネスのため。
そんな人生って、あまりにも可哀相すぎるじゃないですか。
結局最後は、自分の智恵と力を振り絞って、真実を知り、
作られた世界から逃げ出す事が出来て、ハッピーエンドなのかもしれないけど
色んな事を考えて、悔しく切なくなってしまいました。
こんな風に考え過ぎちゃったから、楽しめなかったのかもしれないけど、
どういう意図でこの映画が作られたのか、よく解りませんでした。
なんとなくどっちつかずと言うか。
もう少しパロディ色や風刺色を出して、コメディにするか、
それとももっとシリアスに、現代版ホラー・コメディみたいにするか・・・。
ワタシの好みでは、後者にして欲しかったですね。
だからハッピーエンドでないほうが良かったのかも。
まぁ、でも、あの町の風景や、トゥルーマンの服装や、(赤いパンツは笑えた。^^)
海辺のシーンなんかは可笑しかったですけど~。
そしてジム・キャリーはいい役者だな、って改めて思いました。
笑顔が爽やか過ぎる。(笑)
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「E.T.」
図書館で、子供のために借りるビデオを探していたら、
この懐かしい映画を見つけたので、子供と一緒に見る事にしました。
★★★★★です。(^^)
この映画、こんなに感動する映画だったんですね。
もちろん、公開当時は映画館まで足を運びましたし、その後も
テレビやビデオで2・3回は観たと思いますが、すっかり忘れていました。(^^;)
前観たとき、こんなに感動したかどうか???
歳をとって、涙もろくなったせいもあるかもしれないけど
特に良かった映画だとは思ってなかったんだけどなぁ。
泣きました~。ラストの、エリオットとETの別れのシーン。
エリオットがものすごくかわいい。どことなく、うちのピグレットに
似ているような気がして、余計に可愛く思えた。(*^^*)
もう20年以上も前の映画だけど、今でも充分楽しめると思う。
自転車の籠にETを乗せて、空を飛ぶ、あの余りにも有名なシーンだけど
ふわっと浮き上がる瞬間、もうドキドキして嬉しくなりました。
ああ、子供に帰りたい、心からそう思いました。
あの音楽も感動を呼び起こしてしまうんですよね~。
エリオットの妹役は、あのドリュー・バリモアなんだけど、めっちゃかわいい。
今とそんなに変わってないけど(今でも童顔だしね)
ETとのやり取りも、最高に可愛かったなぁ。
最後にETが彼女に言う言葉。「Be Good」も感動。
スピルバーグはやっぱりうまいなあ、って思いました。
こういう万人受けする大作を、また、今風に作って頂きたいです。
古い映画を見直すって言うのも、なかなか面白いですね。
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Last updated
2004.08.15 13:10:37