カテゴリ:就職・転職
昨日、以前から可愛がっていた社会人1年生&2年生が転職するという
情報が重なりました。 何がショックかって、どちらもボクの周りの若手の中では有能・将来性 アリの2人だったから。 1人はすでに社会人2年目に入り、同期トップを独走して、会社の戦略 の中で重要なメンバーの1人として予定されていた男。 そしてもう1人は多くの会社からオファーをもらいながら、あえて 小さな会社を選んで自分を鍛えにいった才女。 どちらも、会社側から見たときに「逃げられては困る」人材なのです。 それなのになぜ? 今、新卒の早期退社が問題になっています。 入社後3年以内の退職が3人に1人。 理由の多くがミスマッチ。合わないとかついていけないというものですね。 ところが彼らはそうではありません。 仕事にはやりがいを感じ、結果も出していて、会社からも認められて いるのです。 2人はなぜ煮詰まってしまったのか? 実は彼らのようなケースは珍しくなく、優秀な人材から順番に辞めていく 会社が結構あるのです。採用に相当なコストをかけ、せっかく入社させた のに短期間で優秀な人材が辞めるのはとても無駄で悲しいことですよね。 有能で勤勉だから使えるだけ使って、将来のビジョンもろくに見せること をせず愛想をつかれてしまう彼の会社もダメだし、入社したばかりなのに 業績悪化を理由として5万円も給料を下げた彼女の会社もどうかと・・・。 これが現実といえば聞こえはいいですが、ボクが社長ならこの危機的な 状況だからこそ将来を支える新人を大切にします。どこか他を削ってでも 5万円を捻出して彼女に渡すでしょう。 たった5万円、されど5万円。一日にしたら160円ちょっと。 これをケチったために何倍もの損害をその会社は被ったと思いますよ。 一般的には入社1年とかそれ以下の退社はあまり評価されませんが、 彼らは優秀ですからすぐに次が決まってしまいます。 次はきっと素敵な会社を見つけることでしょうね。 有能な社員を受け入れ側の不備で手放してしまう会社は、徐々に 無能かつ受身の集団と化していきます。その結末はみなさんの予想通り でしょう。 家庭でも同じことが言えるかもなぁ。 しっかりと家族の声を聞きながらケアしていかないと、気がついたら 誰もいなくなったりしてね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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