前回から１ヶ月でまたヤツがやってきた。
１ヶ月から２ヶ月サイクルで激しい頭痛と嘔吐のため３日間の絶飲食をするはめになる謎の持病。
長い間、ウイルス性急性胃腸炎と思い込んでいた厄介な病気の正体は単なる偏頭痛だった。
先月発病し治癒後に胃腸科の医院で受診した折、偏頭痛が内臓にも影響を与えている可能性があるということで、偏頭痛の薬を処方していただいた。
今回、食欲が無くなり頭痛が始まった時点でその薬を飲んでみた。
すると間もなく頭痛は跡形も無くおさまり、数時間後には食欲まで出てきたのだ。
いつもなら今頃涙を流しながら胃液を大量に吐いている頃だ。
今回は１日仕事を休むだけで済んだ。体重の激減も無かったので治癒後の体力回復に数日かかることもない。
偏頭痛を甘く見たのがいけなかった。
原因はやはりストレスからくるものらしい。
脳神経外科でＭＲＩを撮って異常が無かったので間違いない。
ストレスが体内に蓄積し飽和状態になるのが１ヶ月から２ヶ月で、偏頭痛として現れるということならつじつまが合う。
ストレスの原因はわかっている。
不当な低賃金での労働である。
収入が真っ当な時には偏頭痛は起きない。
だから美味しいものを食べたり、好きな映画を観たりしてもストレスは解消されない。
なぜなら生活の不安が招くストレスだからだ。