聞く技術 聞いてもらう技術 (ちくま新書 1686) [ 東畑 開人 ]
👂この本のテーマ:なぜ話を聞けなくなり、どうすれば話を聞けるようになるのか。あるいはどういうときに話を聞いてもらえなくなり、どうしたら話を聞いてもらえるのか。
👂あなたが話を聞けないのは、あなたの話を聞いてもらっていないから。
👂聞く技術 小手先編
1.時間と場所を決めてもらう:どこで話そうか?どれくらいの時間があるといいかな?
2.眉毛にしゃべらせよう:反応しているのが大事
3.正直でいよう:黙っておくのはあり。
4.沈黙に強くなろう:間をつくろう。
5.返事は遅く:5秒待つ
6.7色の相槌:うーん。ふーん。なるほど。そっか。まじか。だね。たしかに。
7.奥義オウム返し
8.気持ちと事実をセットに:詳しく訊く
9.「わからない」を使う:私だったらこう思いそうな気がするけど、なんであなたはそう思うの?
10.傷つけない言葉を考えよう:最後を疑問形にする「・・・と思うんだけど、どう思う?」自分のセリフを、頭の中でできるだけ推敲して、相手を傷つけないような言葉を探す。30秒でも1分でも推敲に時間をかける。相手が話始めたら、聞くに戻る。自分の意見はまた今度でいい。
11.なにも思い浮かばないときは質問しよう:どういうことを知りたい?なにについて聞きたい?と尋ねる。
12.また会おう:私も考えとくから、また会おう。いつが空いてる?
👂聞く側も聞かれる側も孤独。話を聞くためには孤独に耐える必要がある。
👂聞いてもらう技術 小手先編
日常編
1.隣の席に座ろう
2.トイレは一緒に
3.一緒に帰ろう
4.zoomで最後まで残ろう
5.たき火を囲もう
6.単純作業を一緒にしよう
7.悪口を言ってみよう
緊急事態編
8.早めにまわりに言っておこう
9.ワケありげな顔をしよう
10.トイレに頻繁に行こう
11.薬を飲み、健康診断の話をしよう
12.黒いマスクをしてみよう
13.遅刻して、締切を破ろう