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今夜は、6時から海老名市の友人と飲む約束をしていた。
彼とは、昭和48年に同期入社。 今では大手のスーパーマーケットだ。 午後5時まで巨人VS日ハム戦をテレビで観ていたが試合が終わり早すぎるのを承知で家を出た。 バスを待つのに多少時間がかかったが、時間つぶしにヤマダ電機をぐるぐる回り5時50分位に駅の改札口に行って友人の到着を待った。 6時になっても改札からでる人の中にいない。 すると、突然彼が目の前に現れた。 話を聞くと、だいぶ前に来ていて駅ビルの前の奥まったところにいたらしい。 こちらは、そんなところにいるとは思わず通り過ぎたらしい。 やつもこっちが判ったはずだが気づかずにいたようだ。 何処で飲むということになり、私が昼食でよく行く小料理屋にした。 今まで、何度も昼を食べに来ていたが夜飲みに入るのは初めてだ。 ただ、昼の定食は必ず焼き魚か煮魚または干物がメインだが美味しい。 入ると、3人組が先客でいるだけだ。 全部入っても10人が限度の店だ。 そこでご主人と女将さんと会話するが、落ち着いて居心地が良い。 2年前に、家内を亡くして鬱病になってここの定食を完食できなかったことをその後あったことのない奥さんに覚えられていて、その後元気になりましたかと言われて感激した。 2年前からあっていない客を覚えていてくれたことに驚いた。 ひとしきり3月11日の地震の時の苦労話をしたりして飲んでいたが、段々話が福島原発事故へと向かっていった。 そのうち放射線量が20ミリまで許容されているという話になると、そんなことは知らないし知ろうとも思わないと言い出した。 私は唖然として、自分の孫がそんな状態にいても平気かと聞くとそれはそれでしょうがないという。 私には信じられないことだが、彼の社会観はそういう物らしい。 つかみ合いの喧嘩にはならなかったけど、そこで店を出て別れた。 同期の会社を退職した後、1部上場の会社に入り定年を迎え今は嘱託で仕事を続ける彼には関係のないことのようだ。 大部分の日本のサラリーマンもそうなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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