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湘南のカモメ

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2011年11月12日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は、午後4時から「売れるHPの作り方」というセミナーが渋谷であった。
そこで、早めに家を出て上野の国立西洋美術館に行き「ゴヤ展」を観ることにした。
上野の美術館は、だいぶ前の「大淋派展」を国立博物館で観て以来だ。
その後は、国立新美術館であった「ゴッフォ展」を観に地下鉄でやっと乃木坂までたどり着いたら火曜日の休館日が祭日で翌日の水曜日だったため振替休館で観ることができなかった。

午前10時半頃に家を出て、御徒町に着いたのが12時ちょっと過ぎ。
広小路の「登亭」という鰻屋に入る。
これで二度目で、前回は確か上野丼を食べたら大盛りで腹一杯になったが最近の鰻の高騰のせいかうな丼が1種類と鰻重が3種類だけで楽しみにしていた上野丼は無かった。

食べ終わり、歩いて公園に行くか迷ったが今回は最近使い始めたSUICAをやめて東京トクトクきっぷを買ったので、電車で行くことにした。
最初から御徒町で昼食を摂り上野に行き渋谷に行くつもりで出たので、単発でSUICAを使うより周遊券のようなこのきっぷを使った方が安上がりだ。

上野の公園口で出ると、目の前は人で溢れていた。
昨日の雨が嘘のように晴れ上がって、晴天の秋が気持ちいい。
上野公園も久しぶりだ。

国立西洋美術館は、数ある美術館の中でも一番駅に近いが何故か一度も入ったことがない。
公園内に入り、少し行って左に曲がるとすぐ右手にある。
ゴヤ展の大きな看板が出ている。来年の1月29日までこの展覧会はやっている。

ゴヤ展

敷地はさほど広くないが、入ってすぐ右側にロダンの「考える人」と「カレーの市民」の大きな彫刻が置かれている。
と書いたが、入ったときは右を見ずに気が付かなかったが後に教えられた。

チケットを買って入ると、「ゴヤ展」は地下で展示されていた。
小さいショルダーバックを肩に掛けていたが、歩くのに面倒なのでロッカーに置いていく。
ゴヤの友人に宛てた手紙から始まり、ほとんど8割方がエッチングの版画で油絵は何点もないがやはり宮廷の肖像画家だけあって重厚で美しい。
白人女性の白い肌が、光を受けて艶やかに描かれているのはさすがに息をのむほど美しい。
闘牛士の絵も、闘牛の目の鋭さに身震いするようだ。
さすが超1級の画家だと納得した。

一渡り見終わって、まだ4時にはだいぶ時間があるので常設展示場は無料と入り口に書いてあったのを思いだして常設の展示品を見ることにした。
後で知ったことだが、この美術館は毎月の第2・第4土曜日と文化の日は常設展示場が無料とのことだが良いことだ。ただ、「ゴヤ展」は大人1500円。

常設展示場に入ると、いきなり彫刻が7点置かれている。
見ていくと全てロダンの彫刻である。
その中に、かの有名な「考える人」の像があった。
しかし、思ったより小さい。私のイメージではもっと大きいはずである。
そこで、近くにいた館員にこれは本物かと聴いたらこれが本物で門を入ってすぐの大きい像はこれを拡大したものでレプリカのような物だと教えられた。

そして、この7点全てが松方コレクションであった。
その部屋を出ると、西洋美術館の説明書きがありその中で松方コレクションのことが述べられていた。

松方コレクションは、松方正義という首相を務めた政治家の息子の松方幸次郎がヨーロッパで収集した美術コレクションで、第2次大戦後にフランスに没収されていた物を返還され国立西洋博物館で西洋美術の370点を収蔵して公開されているという。
多数の浮世絵などは、国立博物館に展示されている。

松方コレクションは、総数10000点以上といわれるが大戦中に焼失した物もあるらしい。
順繰りに見ていくと、西洋画らしくほとんど宗教画なのでキリスト教の知識がないと良く判らず知らない画家の作品も多いが、大作になると我が家の天井の高さではおさまらない物も数多くあり、モネの作品も多かった。
また、額縁が繊細な彫刻を施されていて時代の古さを感じさせる。

まあ良くもこんなに集めた物だと思うが、1万点の中のほんの1部だと知ると再度あきれた。
ピカソもあったし、美術の教科書に出てくる物は皆ここから取られていると思うような作品ばかりだ。
ロダンの彫刻も、最初の7点の他にも多数あり見応えがあった。

ゴヤの他に、これだけの名品を見ることができて「ゴヤ展」だけで帰らなくてホントに良かったと思う。
しかし、2時間近く歩き詰め・立ちっぱなしで疲れたが一度にこれだけの物を見ることができたのはさすがに東京の国立美術館だと感心した。
他にも、梅原龍三郎など何点かの寄贈品もあり凄い人がいる者だと感心した。

その後、会場を出て門の近くに行くとそこには大きな「考える人」があり「カレーの市民」もあった。「カレーの市民」は、プレートの表記から本物だと判ったが「考える人」はまさか大きい方がレプリカとは本物を見るまで知らなかった。

しかし、素晴らしい作品ばかりで飽きることがない美術館だと思う。

その後、山手線で新宿周りで渋谷に行った。
大学が渋谷だったので、渋谷駅はよく知っているつもりだったが卒業後は一度も大学に行っていないので駅で迷子になりそうになった。

秋葉原と同じで、渋谷も出口が複雑なのは昔と変わっていない。
いまだにハチ公に何処へ行けば会えるのか判らない。
セミナーも4時からびっしり2時間以上あってかなり参考になったので、はるばる東京に出てきて良かったと思う1日であった。





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Last updated  2011年11月12日 23時40分51秒
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