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灯台

灯台

日記詩 2

  1月17日 パート2






 「SEIYUに行ってきた。」

 いいですか? 

 いいですかって・・えーっ、あの、いいですかって何が?

 別にそれだけの話なんですけど――

 「行って来た。」

 文字変えてみた、ちょっと粋がってみようか、と思う。

 ネタに詰まり出す。日記なんか別に書くことない。

 でも書ける。鬼だから。ひねりだすこと、

 便器の上のお尻の如し!

 うーんうーん――あ。

 「行って来た!」

 (駐輪場に、とめた。キキッ、と停車した。

 ――三十代のちょっとおしゃれそうな、おばさんが、
 
 こっちに向かって歩いて来る。)

 うん、おばさんと目が合う。

 そして僕は思う。おばさん、それだけだ。

 僕はバイクから降りる。鍵を押しながらスライドさせ、

 ロックをかけて、抜く。

 ヘルメットをつけたまま、歩く。

 入口、目指して歩く。歩く道すがら、バーミヤンとかいう、

 中華料理のお店がある。中華料理店ではなく、中華料理のお店、

 というのが僕の印象なのだ。ちなみに中華料理店は、

 中国人が働いている場合と、中華料理店っぽい店に限られ、

 そうでなければ、我、中華料理店なりと看板していればそうである。

 「バーミヤンとかいう店がある。」

 たぶん、すごそう。ブーメランだったら、戻ってきそう。

 たぶん、戻ってきそう。

 戻ってこないブーメラン、弱そう。そんなわけで、入店。

 たぶん、あなたは女子高生。化粧してて、眉毛そってりゃ、

 あなたは仏様な女子高生。

 「バーミヤンではなく、SEIYUに入ってる。」

 左側に見えますのが、たこ焼き屋という風になっております。

 右側は、きちんと見てないからよくわかりません。

 SEIYUといっても、出店店舗が複数あり、デパートのようなもの。

 ただ、デパートに非ず。デパートは百貨店であり、出店店舗数が違い、

 基本、屋上に遊園地がなくてはいけない。

 「嘘ですけどね。」

 (でも、イメージをつかむのに、最低書き手としての僕には、

 イメージとしての嘘は必要。)

 それにしても、女子高生さん、なにやっとるのですか、と僕。

 ははあ、買い食いですなあ。たこ焼き。

 僕は、無視しつつ、店内へと。

 本が置いてある。さすがSEIYUだ。
 
 僕が知ってるいくつかのスーパーの中では、本の品ぞろえがダントツだ。

 でも、ハーレクインはなかった。

 けれど、レジ前にファッション雑誌を置くなんて中々すごい。

 でも、ハーレクインはないので、三流だ。

 ハーレクインがないと、世界平和できない。

 赤毛のアン読まない奴に、想像力語る資格はない。

 そんな奴は、三流だ。

 「めちゃくちゃ一方的な決め付け。でも、

 ニュアンスの中にある価値観の正常な理解がある。」

 たとえば、ぼくは部下を持つ、部長のようなものである。

 部長の言うこと絶対であるとは言わないが、

 部長の話すことは、経験である。

 それにしてもさすが、SEIYUである。

 商品は安い。一昨日まで、こわそうな施設だなあ、

 と、そったらとこ行かないべよ、あぶなかよ、と言ってたけど。

 わざとらしい東北弁!

 でもハーレクインはなかった。

 秘書に悪いことをする、社長的設定は健在だった。

 ともあれ、100円くらい値段が違う。

 まあもちろん――閉店前の値引きをすれば、

 つまりその時間にスーパーへと行けば、

 大体どこでも似たり寄ったりだ。

 それにしてもスーパーの袋くれないんだ。

 そうか、どっかに書いてあったんだな。

 僕には見えなかったな。そうか、時代だな。

 「段ボール忘れた。」

 とわざとらしく言ってから、両手でよいしょと持って、

 運ぶ。バイクまで、運ぶ。

 商品の一つが崩れてパックの中からチキン南蛮がすこしでて、

 手袋につく。ふくしんづけ、とかいうやつが、飛び出た。

 さすが、SEIYUだ。

 ばんざーい! ばんざーい!

 愛すべき難癖、また来よう――絶対に行ってやる。

 今度は、ボストンバックをきちんと持ってね!

 はは、複雑すぎるネタですみません、ははは、

 風呂場で、朝方、変なのこぎりの音がしていたらごめんよ。

 スプラッタなショーをお届け!
 
 今度は、スーパーの袋なり、買物袋なりを持って、来よう。

 でも、ブルーになった。

 ブルーになると、澱む。深海になる。

 アクアリウムの中の熱帯魚になる。

 まるで世界はずっと真っ暗闇の中のようだ。

 幻視なんて知らない――原始なんて知らない・・

 「時間が、すれ違ってゆく――」

 SEIYUへと行った。

 嫌がらせみたいに書いているが、嫌がらせではない。

 さすが、SEIYUだ。

 明日も是非行きたい。行かないけど、是非そう言わせてくれ。

 もう一度リベンジさせてくれ。

 雑草魂でよろしくお願いします。

 SEIYUへ行くと、みんな老人みたいに怒ります、

 と書いても、もちろんいいのだろう。明るく怒ろう!
 
 明るく怒るべし。下らないこと、些細なことで怒る。

 怒る幸せ?――怒るたびに、あなたの人格が疑われて・・

 でも、幸せじゃないから怒る。
 
 僕は?・・幸せじゃないというふりをしてるから怒る。

 嫌なことは、毎日それなりにある。

 でも幸せって何処にあるのかなあ、とは思ったりする。






  1月18日






 いやあ、ようやくきました。

 何が?

 水道料金。

 ――自動振替の度重なる案内を越えて、最低でも三回は来た気がします、

 まだ来ない、まだ来ない、まだ来ない、

 そして、来ました。

 コンビニで支払うことのできる振込票が。

 ありがたいです。
 
 ありがたや。

 電気とガスと電話も、コンビニです。

 そしてこれから、水道も加わりました。

 ・・・ええと。

 洗濯、風呂掃除。
 
 意外と楽しい。

 福山雅治が何故結婚しないのか、という発見があります。

 世のみじめで憐れな男のひとりとして、せめてもの強がり!

 そうです。

 このように言わねば女たちにブーイングを喰らいます。
 
 さあ、男たち!
 
 鍬や鋤の代わりに、洗濯と風呂掃除をするのだ。
 
 ・・・ええと。

 ――ぺらっ。・・ぴらっ。

 書類をめくってる。

 それでね、僕はつくづく、――つくづく思うのです、

 草野心平さんの日記詩は価値があった、初期の方で、

 つまんない話してるんですけどね、なんだか、よかった。

 ゲーテの若きウェルテルの日記もいいけどね。

 そういうのも。

 あれはやっぱり、身うちよりも親切な感覚、個人が処理しきれない、

 鬱屈した不満みたいなものを、そこで別のものに置き換えるからじゃないか。

 と。思う。

 と――ところで。

 明日は洗剤と、ハンガーと、服を少し買うつもりです。

 本当に行くかはわからないんだけど、

 明日は、ここに、姉が本だの、服だのを少し運んでくれる予定になっていて、

 また来週でも実家に帰って、・・・本当は、こう臆病な気持ちになると嫌なので、

 戻りたくないんですけどね。

 実家に戻って、いろいろ見つくろってくるつもりです。

 原付のバイクで運べる範囲内ですけどね。

 また、会社の同僚のYさんに、ユニクロ[* G.U.]の場所を、

 教えてもらいました。

 そこへ行く予定です。

 ・・・そういえば、これ、書きたかったので、書いちゃうんだけど、
 
 水道局に電話掛けて水入れたんですけどね、

 その水道局の場所、この前、見付けたんですよ。
 
 だから何?・・って、ことなんだけど、

 意外とデカいじゃないか、ほほう、立派な面構えで。

 よくわからん。

 いや、なんだか、はにかむのですよ。

 こういうのってわりと嬉しいことですね。

 ・・・で、ええと。

 明日。明日は、新生活を始めてからのようやくの休みです。

 今日、会社でわりと自分はやれているのかな、という目で、

 あたりを見回してみました。

 会社、工場なんですけどね、水道管を作っています。

 僕は、そこで塗装場という所にいます。

 ウェスにシンナーをつけて、内側の汚れをごしごし、とるのです。

 しかしこれは見ないことには、わからないので、省略します。

 また、外側の塗料の溜まりを、やすりでこすって、スプレーかけます。

 大体僕は、こんなことをやっているわけです。

 これで、26、7万、残業いっぱいすると30万くらいあるわけです。

 もちろん、そういうのって、よいのか悪いのかはわかりません。

 みんな、こんな会社はない、いい会社だ、と言います。
 
 でも、僕の人生の仕事が、こういうものだという認識は、

 さみしいものです。でも、何言ったって始まらないものです。

 ――ある詩人が、僕を天才だと言う。

 でもね、そのための努力を怠っているお前ごときに、

 また、それがいかに侮蔑的表現であるかを介さないお前と、

 話すようなことはひとつもない。失せろ。

 こうなります。そんな奴は、人間としてダメです。

 なめるな、しばきあげるぞ、になります。

 ・・・何故そういうかっていうと、これは明確なスポイルだからです。
 
 まともじゃないからです。まともじゃないことには、

 まともじゃない反応をするしかないのです。

 人生経験。
 
 ・・・ええと。

 まあ、ひとり暮らしを始めて、昼の弁当代がかからないことや、
 
 作る手間、買う手間が省けるのはいいことです。

 また、洗濯をしているけど、洗濯だってやってくれるのですよ。

 また、些細なことだけど、手洗い場にお湯が使えたり、

 仕事終わりに風呂に入って帰れたりする。これ、いいことです。

 でもね、納得していても、どんなに自分にとってよい条件であろうと、

 それが最善だとわかっていても、

 そこで心の底まで肯けるかどうかは別の話なのです。

 ただ――みんな、この会社で働いてるわけでしょ?

 そりゃ、みんな、嫌なことや、辛いこと、あるわけです。

 でも働いているわけです。大人です。社会人です。

 文句ばっかり言っていたら、損をするのは自分です。

 でも、僕は誇り高い詩人なんだ。

 そこで飯を食うために、24時間ぶっ通しだって詩を書ける。

 そのための努力ならいくらでも出来る。足りないことなら、すぐ手に入れる。

 ダメでも、できるまでやり続ける。

 そこらへんの、へっぽことはわけが違うのです。

 けれど、そういう僕みたいな詩人が、職業化の話をしても、法人化の話をしても、

 何処吹く風なのがこの国の詩人なのです。

 僕はいいから、次の時代にはなんとかしようと言っても、

 もう、わからなくなっちゃってるのです。

 何が嫌って、いま、ひとりひとりが、駄目なものを、

 たくさんかかえこんでいるのを、僕は知っていて、

 しかも、そういう毒をみんなが毎日垂れ流してることです。

 ――三年間、いろんな人に言いました。

 ツイッターやミクシイ、フェイスブック、出版社の人、詩人の人、

 ビジネス・・ふつうの会社で働いている人、みんな、です。

 でも、情けないことに、僕の傍に残ったのは、

 盟友葛原さんと、弟子のいずちゃんと、基本的にやる気まんまんのhiroyukiと、

 wa!ひろさん、そしてピュアさんという子ですね。

 みんな、人生に残りません。跡形もなく消えます。

 ああ――

 君たちは、本当に辛い一時期を過ごしたことがないから、

 ろくでなしのことばっかりするんだ。僕はそう想うよ。

 理解ができていない馬鹿達と話す時間は、さみしい。

 何が大切なことなのか、わからない人と何話したって無駄だ。

 しかしそれでも、生きるための時間があるから、

 スピリチュアリティーや、輪廻転生というものの見方は避けられない。

 手塚治虫的生と死のダイナミックなドラマツルギーも消えない。

 蓋をあけてみれば、毎日そうさ。

 僕は、詩人たちを心の底から軽蔑し、ネット詩人、雑誌詩人かわらず、

 全員虐殺することを本気で考え、あらゆる詩の出版社を倒産へと追い込み、

 ネットの詩のサイトをことごとく閉鎖へと追い込む。
 
 できるか、できないかじゃない。正しいか、間違っているか、だ。

 みんなが当たり前の権利、当然しなくてはならない主張がわかってさえいたら、
 
 僕は、こんなこと言わずに、

 ニコニコ笑ってるのにと思う。全部僕が肩代わりし、全部、僕が受け容れる。

 挙げ句が、馬鹿と話して嫌な気持ちになる僕さ。 

 それでも、何とか僕の時代で、

 君のことを守ってあげられたらと思ってる。

 何にもしてくれない大人になりたくはない。最低限でもいい、

 いまより、明日を信じられる体制を作りたい。

 ああ、そうさ、蓋をあけてみればそうだ。

 ええと。
 
 今日もよい一日。
 





  1月20日






  ◆神よ、今朝舞踏会が終わったことを知りました・・

 SEIYUに行ってきました、見てきました、買物してきました、

 るんるん。

 今日は、青年実業家の若奥様でも何故か財布を忘れたサザエさん的主夫な僕にして、

 SEIYU詩人なあたしだよ。アタシさね。わたしさ!


        イン・コイトウ・インミナチオ
      「交わりは光りを生む


       ●STAFF――――――――

       ●CAST―――――――――

         (*しかし、一切記載されることはない。)

     ■激減したカモメ信者数

     大元――大元からの脱退へ――

  
       ――革の質感を強調する――


   私は後輩たちに「同じ失敗をするならとてつもない失敗をしろ」と

   いつも言っている。初めからズルズルと後ろの方にいて練習の成果

   も出せず終わるよりは、20kmから独走で行きつくところまで行って

   敗れた方がタメになる。



                               谷口浩美(マラソン)


 ちがうのよちがうのよ、恥じらう乙女なの、ポッ。

 ああ、穴だらけの道があるわ。

 いたるところ、マンホールのふたがあるわ。

 ぐるぐると足踏みし始める、ライオンであった、虎であった、サファリパアク!

       ――下半身カット――

 (*27歳にして、まだこんなことを言ってる)

 (*27歳、169-171センチで55-60キロな僕)



       ――でも、ポーズを変えて、――

         ・・・・・・イメージ通りに!

 でも、ゲイにはなれない27歳。ゲイとかレズとかに、差別はない、

 レントゲン、留守番電話、種々な教訓!

 いわば、スローモーション・シャブ! 

 じゃむおじさん、じゃなくて? ジャブでもなくて、ハブ!

 無味乾燥な答弁、画一的な所信表明。アーウー首相!

 あーうー、ばぶー!

 僕がこわいのは、いつでもゲイに力ずくで後ろから犯されることだ。

 奴は、アメリカ的マッチョなんだ。で、大概ビーチク出したがりで、

 タンクトップ派で、もっこりの所にパットいれてるのね。

 やーん。とリングネーム、ローキック吉田?

 吉田じゃなきゃ、ファティング神岡、なんてどうだろう。

 なんて、レ イプなんだけど、別に受け容れてるわけじゃないんだけど、

 どうせ、このままやられてしまうなら、とりあえず、って思うんだ。前向きに。

 それに、もしかしたら案外気持ちよくて、方向転換できるって可能性もあるよね。

 いや、前向きに。
 
 もちろん、一番はこの世からレ イプがなくなり、合意のもとで行われたらいいと思う。

 (*でも、たとえば女性の部屋に入って、襲っちゃうのはレ イプか、という問題)

 (*の部屋に入って時点で、合意、あるいは了解と見なす場合もあるからだ。)

 (*でも、夜這いの風習で、レ イプと判断された事例がある。)


 まあ、意外と冷静ね。そんなことを考えながら、ちんこの大きさを確認したい。

 そこはソツなく、めりはりに欠けてもいいから、ちょっと見ておきたい。

 というのも、ゲイの方々が大きいというのは、有名な話だからね。

 巨大なソーセージみたいだったら、ガブヒー、ガーン、

 それはさすがに無理だ、と言おうと思う。うんうん。

 いいだろいいだろ。いきり立つ、そそり立つ、毛までむしり出す。
 イエス
 耶蘇だろって言う。


     ■時代の変化と運動の衰退

     新たな時代――新市民のための鎮魂歌――



   つまり、何事も失敗して覚えるということなのだ。


                               小出義雄(女子陸上競技監督)


 やめてえ。うああん。うああん。うああん。

 (*27歳のおどけ、どうですか?)

 (*近頃の27歳、本当にすごいんです。)


 そんなことになったら、お婿にゆけない!

 僕は牧場の娘さんに、プロポーズして、牛をなでなでしながら、

 詩を書き、365日のせめて何日かは藁のベッドで眠るのです。

 そしてお祭りの雑踏で、やっぱり所詮テニスではないか、と呟くのだ。

 SEIYUに飽くなき情熱を燃やす!
 
 ハオッ! ヒョーッ!


       ――白いスクリーンに、――

         ・・・・・・稲妻が走った!
 
 ところで、朝、姉と弟がアパートに来て、服とCDを持ってきてくれた。

 改めて見てみると、必要のないゴミに見えてくるから不思議だ。

 (*日によってリサイクル品に思えたりするかも知れない)

 (*でもやっぱり、生きるってゴミを増やすことだ。)

 (*詩は最たるゴミかも知れない、と言っちゃあいけない人が、マジ顔で言う)


 僕はこんな時、母親や父親のことを思う。ひとり暮らしをしてみて思うのは、結局、

 [東大→大蔵省→大臣]という政治家のエリートコースのようなもので、

 自分がこうしたい、ああしたいということの時間を作り、

 パイオニアの光と影!

 そこで反対者がいない状況を作る、ということだ。ワンマン、ゴウマン、ゴウワン!

 けれど、コオモン様!・・人が我がままになったり、

 自分のことしか考えない原因は、両親に甘やかされたか、あるいは、

 ひとり暮らしでエゴを強くしたか、もしくは結婚して亭主関白、もしくは、

 旦那を尻に敷くとかいうカカア天下してるかだ!



     ■時代の変化と運動の衰退

     新たな時代――新市民のための鎮魂歌――



   目に見えない電波が、俺の脳に、

   体や頭を動かすように指示を送った。

   そのアンテナが働いてくれる限り、俺は大丈夫だ。


                               ジョージ・フォアマン(ボクシング)



 ともあれ、反対者でありながら、身の回りの世話をしてくれる人が、

 いなくなるということは、その代わりに、洗濯したり、飯つくったり、

 (*ジェット噴流を浴槽に仕込もうとしたり、熱帯魚や亀泳がせたり)
 
 (*パンツの写真壁に貼り付けたり、その横に、ブラジャー貼ったり)


 ・・・・・・[沈黙する、我々。

 ・・・・・・・・・・・・・[沈黙とは、都市の一日の終わり


       ――走るジャガーのように――

         ・・・・・・吸殻を投げつけろ!

 あるいは、部屋の掃除。

 足りないものがあれば、何か買いに行かなくてはいけない。

 墜落事故があっても、ボーイング747に乗るかどうかは君が決めるのだ。

 地下鉄サリン事件があっても、電車に乗りますか?

 またあらゆる文句は、自分に返ってくる。サービス過剰の代償は、道化精神の発育。

 エンパイアステートビルディング飛び降り自殺!

 面倒臭いことも、面倒臭いままにしておくと、結局、自分が困る。

 困ることは、ウラを返せば、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール。

 そしてこういうのは詩でも同じものなのかも知れないなあ、と思う。

 やがて僕はこのアパートを自分の家と認識し、そこでの暮らしに、

 もっと慣れていくだろう。そして一体何が正しいか、間違っているかを、

 そこできちんと考えていくだろう。

 ようやく一週間が過ぎた。これから何をすべきか、

 また改めてじっくりと考えてみる。



 


  日記の間奏 






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・・・ってどういうこと?

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あの映画監督の問題作再び!
というか、既に問題な書き方してるよね、はは、
そうさ我等がシュワッチ、カモトラマン!


タッタッターン!
ジュワッ!


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  1月21日






部屋の掃除と言うのはなあ

風呂の掃除と一緒だなあ

人間やる気がなくちゃ駄目だなあ

そういうことだなあ!
  



 *


人間はトイレ掃除に始まり終わる

夏の蝉はもういないのだなあ

いないので争うこともやめて

本や服をきちんと整理してから

トイレ掃除を始めるのだ!


 *


ポットの下に紙敷きをし

布巾の下に手洗い場がある

シャワーに琵琶湖があり

おれの中に御飯がある



 *


やりたいなら風俗へ行けばいいのだ

女の裸が見たいなら金を稼げばいいのだ

でも無駄遣いは

金を稼ぐのとまったく一緒なのだなあ

でも夜の女たちは笑う

スケジュールを詰め過ぎて

モグラたたきに苦しむお前なんかにも

やさしい時間をくれる



 *


だらだらするよりも

イキイキしている方がいい


ちょっとしたことよりも

色んなことの方がいい



 *


変わっていくかとおたくさんは聞くが

変わらなくたって毎日は捲れるさ

メモ帳 ノート

カレンダー

あんまりそんなこと

真面目ぶって考えるもんじゃないがな

ゴミは捨てろ

生ゴミはきちんとくくれ



 *



捨てることも拾うことも

プライヴァシーかも知れぬなあ

朝おれが目覚めると

目覚ましが暖房を入れる



 *


自分のエゴをどうすることもできない輩が

欲求を語るのだなあ

生活のさりげない知恵など

お前にはひとつも必要ない


ドライヤーがなければ髪は乾かないと言い

いや乾かなくてもいいではないか


夜に濡れたままだと凍死するとお前はいい

じゃあその寸前まで我慢してみろ


おれの家には炊飯器がない

電子レンジもない

でも本当に必要ならきちんと計画を立てて

買いに行こうとするだろう


おれはストレスを知らない

お前だって本当は知らない


でも目の前にあるかのように

おれやお前は話し続けるのだなあ







  日記の間奏 4






 6:50 起床

      洗顔・歯磨き

      朝食・着替え

      (昨日スーパーで買ってきたおにぎりを、がりり、もそそ。

      メガシャキを飲み、カフェイン摂れば眠くない、粉末どさどさ、

      一杯の熱いコーヒーをいただく。)

 7:10 出社

      (ヘルメットをかむり、手袋を装着。
 
      ロッカー・自宅・バイクの失くしたら本当に困る鍵を手に持ち、

      自宅を閉め、バイクにキーを差す。

      右手に古墳見ながら左折、右手に駅、周囲に歯科医院、クリニック、

      ぐぐぐっと左折ぶおお踏切右折。直進、

      ガソリンスタンドまで直進して右折、ふたたび直進。会社-工場)

 7:30 3階のロッカーに荷物を入れ、

      ガムと水とタオルを入れたスーパーの袋を持ち、一服。

 8:00 仕事開始

      (12時ごろに、弁当をいただきます。11:30から12:30

      までの間で、それぞれ食事へ行き、45分。

      なお、弁当と言っても、おかずが入っています。
    
      味噌汁とご飯が別にあり、大体この三種。

      たまにラーメンとかいうことがあります。味噌汁は食堂の奥にあり、

      味噌汁茶碗に入れ、ご飯は、食堂入り口付近の仮の名前、保温器に、

      入っています。

      16:45が定時です。)

 17:45 仕事終了

 18:00 SEIYU

       (西の友、とかく、大体半分くらいは東の仲間のわるいスーパー。

        安さを売りにして、スーパーの袋を渡さない!

        詩人かもめは、SEIYUに来ると、SEIYU詩人になり、

        マイバッグを持って、最初からこのスタイルであったかのように、

        振舞われる。ひとーつ、SEIYU詩人は、

        SEIYUの悪口をいわない。ふたーつ、SEIYU詩人は、

        基本的に、他のスーパーへと浮気してもOK。

        みーっつ、でも基本的に、SEIYUへと行く)

 18:20 帰宅

       洗濯・洗濯ものの取り入れ・風呂
      
       夕食
 
       就寝
    
       (洗濯は多くて二回。作業着と、それ以外のものと分けています。

       夕食後、目覚ましのセットをします。朝、十六回鳴りますが、

       朝、鳴るのはどんなに多くても四回です。これは時計二つ、

       前の使用不可携帯目覚ましと、アイフォン目覚ましの四つから。

       また明日の準備として、タオル二つ、着替えを用意する。)






  1月22日 






  ――三十代の女性的口調

 相変わらず、寒くなってきたわねえー

 手袋、ニット帽。

 陽が落ちるのも早いし~ィ・・

 ほら、朝の息も白い!――――――


  *


  ――古き良き時代・・

 真夜中に――おお、何という静けさ!

 陽が昏れやすい、
          ガアトオ・フレエ
 いや日は暮れよ、冷菓子を平らげろ。

 あとの祭はとにもあれ、斯螽はうら若く。


  *

  
  ――地上は・・・
 
 一同大儀であった・・

 ふっ・・・ふふふっ・・・・・・!
 
 面白いことになっているようだな・・フッ、フハハ・・・

 ・・・だが――おまえほどの男が 人間如きをえらく高く買ったものよ!

 
  *

  ――朝の哲学

 何処に行こうとしているのだ

 弱い力 強い力

 踊るとき、交わる時、重 な ・・

 ――ごらん、よく聞こえるように・・


  *


  ――学校の教室

 「狂ったか・・・!!?」

 (なんだか、

 怖そうな先生だな・・・・・・。)

 節度のあることを聞くように!・・


  *


  ――とある詩人の日記への問いかけ。

 書くべきことはあるのかという問いを、

 多くの人は少し真面目に考え過ぎているのではないか。

 生活に根付いたペルソナというマスク的加工。客観視。

 表現方法の見え方がすなわち作り方となり、言葉は他者となる。


  *


  ――機械から変な音がする・・

 ・・・・・・ウオオオオッ!!!!

 ・・・ピーーーーー!!!

 ・・・・・・あれ???

 ・・・あれれ??????


  *


  ――プレゼントの場面と第三者・・

 『キャンディー』をプレゼントした!

 え・・これは・・・

 『ロールケーキ』

 ・・・・・・・・・。何の話をしているんだ?


  *


  ――スポイル社会

 人間のしんのやりきれなさは

 夜や墓にある

 知恵はかつて、嵐の後悔を夢見た・・
 
 しかしいま、死だけがその結論となる――


  *


  ――記憶の再構成・・

 呆然とする。何が起きているのかわからないままに、

 新しい体験とは、それを語ることばがない――

 目の前の世界を見つめる。それから記憶にすがって現実を描写する、

 やがて明確になるにしたがい、不思議な嘘にとらわれはじめる・・


  *


  ――宙を睨んでいる少女・・

 ――あ――

 あたしも――

 時計――――――

 ねえ――


  *


  ――携帯電話で恋人と喋っている若い男。

 おい、なんだったら、キスの雨でも降らせてやろうか?

 はは、尊大の鼻、憎き鼻、鼻血、鼻血――!

 愛してる・・。バーカ。冗談だよ、恥ずかしいだろ、照れるだろ、

 バーカ、言えないだろ・・・。ま、本気にしてもいーけど――。


  *


  ――煮え切らない。

 あのう・・・・・・あの・・・・・・道を・・・・・・ええ、探してるんですけど・・・・・・

 そ・・・・・・それが・・・・・・その・・・・・・何と・・・・・・

 いえ・・・・・・このメモの・・・・・・はい・・・・・・住所・・・・・・

 ええ・・・・・・は・・・・・・い・・・・・・はい・・・・・・


  *


  ――女子大生。

 ムカツク! ゴイ少ないだって、ムカツク!

 ゴイって何だ、あーう、モーッ、牛じゃないけど、マジで、

 ムカツク!! 頭ちょっといいと思って、どうせネクラなんだろ、

 あー、ベッカムみたいな男に頭撫でられながら、死にたい!


  *


  ――時間に対する耐性・・

 たとえば、面白い時って、三キロ先にガソスタがあるっていうだけで、

 面白いんだ――

 ほらゲーテが言うように、人それぞれの時間を知る魔法、

 車でも、バイクでも、自転車でも、歩いているだけでも・・


  *


  ――ニュアンス・アンソロジー。

 アメリカ的とか、ヨーロッパ的とかあるでしょ、

 ドイツ的とか、フランス的とか、

 ニュアンスの向こう側で、伝わるのは違う情報だから

 言葉はすなわち一つのエッセイアートなのだ!


  *


  ――信じる者は救われる。

 ところで、あなた、不運がお続きでは、ええ、必然です、

 夜、寝苦しくありませんか? 実はそれは前世の――悪縁、宿業、

 業界では、ディオニソスタイプのニヒリズムと呼ばれるもので、

 ええ!・・この教祖様の壺を買えば、薔薇色の未来が!・・






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