九星について(天源術からの伝承)
宿曜師の青海義行です。中国の運命学を主にやっている方々には、ちょっとバカにされやすい(?)九星についてです。1白 水星2黒 土星3碧 木星4緑 木星5黄 土星6白 金星7赤 金星8白 土星9紫 火星というよく見るあれです。大胆にも、人間すべてを9種類に分けて、すべて(?)の人が同じ運命を持つというのです。経済の世界には「80:20の法則」というのがあります。たとえば、レストランに100種類のメニューがあるとします。そして、売り上げが100,000円だとします。その売り上げの80%の80,000円は、20%の20種類メニューで売り上げているというものです。100も作らなくていいんです。毎日100種類平均的に作っていない。人の行動は、それだけパターン化されるんです(でも、だから統計学ですとは言いませんよ)。なので、運命学も発展するんですが。同じようなことが、この「九星」という占術にも言えるのです。九星は、これだけで独立した体系です。青海は、これだけでかなり判断できます。実際、易やらなんやら結構な数の運命学が入っています。それが、エッセンスばかりだったら、「80:20の法則」を組み合わせてくれた優れた運命学という事ができます。