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カテゴリ:DVD鑑賞日記
韓国映画『おばぁちゃんの家』見ました~。
出演者・監督等の名前、よく覚えてません。。。監督は女性だったのは確かです。 この映画は、田舎の山奥に一人ぼっちで住むおばぁちゃんの家に、 数日間、都会で育った孫が母親に無理矢理同居させられる。という話しなんですが、 おばぁちゃん役の人は、ホントにこの作品のロケ地にて一人暮らしをしている おばぁちゃんらしいです。 この一人暮しのおばぁちゃん、字の読み書きが出来ない。しゃべれない。耳も聞こえない。 そこへ、都会から来た孫が、これまた生意気でおばぁちゃんに対してヒドイ事ばかりするもんだから見ていてかなりムカツク。 でもね、なんとなく解るんですよ。この孫の気持ちが・・・。 ものすごいリアルな現代人なの。 ジャンクフードやゲーム機で育っているから 現代人とは、かけ離れた生活をしているおばぁちゃんとの生活が窮屈で仕方ない。 テレビは壊れて見れないし、電化製品なんてないに等しい場所で何をして過ごせばいいかも判らない。 僕等もそうでしょ? 携帯もテレビもPCも何もない場所に行ったら1週間もたないと思う・・・。 映画の中で、少年は徐々に生活にも慣れ、 おばぁちゃんと親しくなっていくんだけど、 やっぱり無きゃ無いで、僕等もそれなりに生活出来るんじゃないかな? あるから必要に感じてしまうだけで、本当は必要ないモノなんて沢山あるんだよ。 ホワイトバンドが話題になり、少しみんなの意識も変わりつつあるんだと思うけど、お金もそうだし時間もそう。この映画を見て、とことん思いました。 無駄使いはしちゃいけない って。 とにかく、この映画はベタな感じのストーリーだけど、 上から見ているようで言い方は悪いが、おばぁちゃんが可哀想だし だんだんと考え方や行動が変わっていく少年を見ていると嬉しくなるしで、 すごくいい映画だったな。 ベタだけど、おばぁちゃんと少年の別れのシーンでは二人のさりげない優しさが滲み出ていて泣けてしまう。 あ、特典映像の撮影秘話の中で、撮影最終日にホントに孫役の子供と、おばぁちゃんが 最後の別れをした時の映像は、映画を見終わった後に見たから、 ホントすごくリアルで、少年を抱くおばぁちゃんの背中に泣けてしまいます。。。。 敬老の日も近い事だし、是非みなさん見てください! 健在ならば、おばぁちゃんに会いたくなってしまいますよ。 オススメ度 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 12, 2005 06:42:44 PM
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