春海のＭＲ．ＰＲＯＵＤ ＭＥＮ

本日より仕事始めです。


久しぶりに会社のＰＣを開いてビックリ。


受信メールが３００件近くあるじゃないですかっ！！


しかもそのほとんどがＳＰＡＭメール・・・。

あまりにムカついてＰＣ壊しかけました。。。




　　　　　　で、





もっとビックリした事がっ！！！





それは、新年最初の会社宛ての電話でした・・・





昨年末、某携帯電話のＣＭに我社から俳優を一人派遣していたんですが、

そのギャラの請求の件でのやりとり。



先方（キャステイング会社）から新年の挨拶とともに
くら～い声でその事実は伝えられた・・・


　　　なんと、派遣した俳優が












遅刻したっ！！！






　　　　　しかも









２時間っ！！！







関係者はじめ主演のＴ・Ｓさんも待たせてしまったという大失態っ！！



１５０人の中から選ばれた彼はとても必要な役だったらしく
当然、撮影は彼待ちになってしまったという。。。


忙しい主演のＴ・Ｓさんのスケジュールもずれ込み、
次の現場のスタッフにもご迷惑を掛けてしまうほどだったため


莫大な金額の損害賠償金を要求されることに・・・




　　　もう僕の頭の中は真っ白です。




この業界、いやどこの業界でもそうだが、遅刻は厳禁。
常々、ウチの所属タレントには絶対に遅刻だけはしないように伝えてあった。


こんな大失態を今まで経験したことがなかったので、
もうどうしていいやら訳もわからず、とにかく謝るしかない。。。



とりあえず、本人からそんな事があったなんて聞いていなかったので
まず本人に確認をとって折り返し電話することに・・・
先方もクライアントになんとか事態を穏便に済ませてくれるように
かけあっておくとの事でした・・・。


電話を切った僕は、とにかく本人の携帯を鳴らす。



しかし、何度掛けても留守電に・・・


その間、先方からは「連絡とれましたか？」と催促も・・・




いやいや、しまいには怒りまくりですよ僕も。



なんであんなに言っておいたのに遅刻したんだっ！
どうして遅刻した事実を伝えないっ！
このまま電話にでない気かっ！！



連絡すら取れないんだからイライラしっぱなしですよ・・・。



　　　　待つ事３０分。




ついに本人から電話がっ！



「おいおい、この前の撮影の時遅刻したんだって！？」

















　　　「いや、してないっすよ？」























　　へ？










してないの？ホントにしてないの？？？












「はい。太ったから衣裳が入らなくて笑われちゃいましたけど♪」












　　　よ、









良かった～～～～～！！！







いやマジ、ほんと良かった。




どうやら別の俳優さんだったみたいです。


もう嬉しくて嬉しくて速攻その事実を先方に伝えました。

「てめぇ、間違いでしたスイマセン、じゃ済まねーぞコノヤロ」



なんて言う訳もなく、もちろん穏便に済ませましたよ♪
お詫びにたくさん仕事を振ってくれるらしい♪


いや～ホント最悪な１年の幕開けになったかと思ってすんげぇービビリました。



ウチのタレントをちょっとでも、いや、

すんごく疑ってしまった自分が恥ずかしいです。。。



本人には平たく謝っておきました～。






いやでも、あらためて遅刻の恐さを知りました。




というか、この業界・・・











遅刻現金。





　　　　お～恐い。