灰色の空
ここのところ、富良野は毎日ちらちらと雪の舞う灰色の空。雪の粒が大きくて、気温が高いので、たいして積もらない。降っていく先から、溶けていく。【どこまでも続くキタキツネの足跡】気温が高いと言ってもマイナス5℃とか1℃とかなんだけど、この時期の富良野の場合、これで「毎日暖かいね!」ということになる。このまま2月、3月を迎えることはないだろうけど、また冷え込んだら堪えるな~と思う。けれどやっぱりマイナス20℃ぐらいまで気温が下がって、キーーーーンと音がするぐらい冷え込んだ朝が好き。そんな朝は、真っ青な空と白い雪のコントラストがひときわ綺麗。湿気った重い雪ではなくて、さらさらのパウダースノーが好き。風で、地吹雪がおこる。車が走った後舞い上がった雪が、路面に模様を描くように渦を巻く。そんなさらさらの雪。富良野のお天気ってなんだか晴れだとずーっと晴れが続いて、雪だとずっーっと雪が続いて、曇りだとずーっと曇りが続くような、そんな気がする。久々に、晴れた空が見たいと思う。