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ヒッパルコスの空

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英草

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Feb 25, 2007
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カテゴリ:天体/宇宙
赤く充血した宇宙の目は何処をみているのでしょう。

塵が、この宇宙の目を赤くさせています。このスピッツァー宇宙望遠鏡による不気味な画像が表しているのは、よく研究された、らせん星雲(NGC7293)からの赤外線放射で、それは、ほんの700光年しか離れておらず、みずがめ座にあります。中心にある白色矮星を囲む、直径2光年ある塵とガスからなる覆いが赤くみえます。

惑星状星雲すなわち太陽規模の恒星の進化における最終段階を表している優れた事例として長い間考えられてきました。
しかし、このスピッツァー宇宙望遠鏡によるのデータが表しているのは、この星雲の中心にある星自体が、驚くほど明るい赤外線の輝きの中に浸っていることです。
複数のモデルから、この輝きが塵の残骸の円盤によって作り出されていることが、示唆されています。

この星雲の物質が何千年も前に、この星から放出されたもので、私達の太陽系のカイパー・ベルトすなわち彗星の巣オールトの雲と類似した、物質が貯蔵された中で、衝突により、近くに迫る塵が、生成されてできたかもしれません。
この遠隔の惑星を持つ恒星系の中で形成された、彗星のような複数の天体が、星の進化の劇的な末期段階でさえも、違った形で、生き残っています。

参考:Dust and the Helix Nebula

かるてーかさん。

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Last updated  Feb 25, 2007 04:31:27 PM


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