カテゴリ:脱サラへの道
会社の雰囲気のことを「企業風土」といいます。
日本の中でもいろいろな地域で考え方や人と人とのかかわり方が違います。 その土地の風土と言ったりします。 それと同じように企業にも特有の雰囲気があるのです。 歴史のある企業ほど、その印象は強いと考えられます。 トップダウン型の会社であるとか、オープンな企業であるといったことは社員のだれかがそうであるということではなく、何となくそういう雰囲気があるということです。 企業風土が良いものである場合は問題ありませんが、なんとなく停滞気味で活気がないような企業風土の場合はそれを変えることが経営者に求められます。 しかし、企業風土とは長い間に作られたものですから、簡単に変えることはできません。 トップダウンで強制的に変えようとしても、従業員からの反発を招いてしまうことも多いようです。 風土改革を成し遂げるためにはトップの強い意志が必要です。 強いリーダーシップと、その変化を受け入れて発展させようという社員の意識改革がマッチすることで成し遂げることができます。 風土改革を行おうとすると、社員には反発する意識が出てきます。 この反発を良い方向に向けられるかどうかが成功のカギと言えます。 それまでの企業風土に慣れ親しんだ社員は変わることを恐れるからです。 風土改革とは社員一人一人の意識改革でもあるのです。 現在の日本では様々な企業の不正が事件となっていますが、これらは悪しき企業風土を変えられなかった企業の末路と言えるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.04 08:00:35
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