司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

2009/01/10(土)12:45

武富士 本人訴訟の場合

相続(8)

  Aさんは武富士と平成6年からの取引、元金154万プラス利息31万の計191万4,650円の過払いだ。 地裁案件なので、本人訴訟、提訴したのは昨年12月上旬第一回期日は今月の00日  早々と本日和解の電話ある。今まで期日前日だったのに・・最近早くなった。どうやら裁判所から注意を受けたらしい。 武富士 「Aさんの和解お願いします」 私   「わかりました、Aさんから電話させます」武富士 「154万円で提案しますので・・・・」   私   「えぇー それって元金じゃないですか?」武富士 「はい、最近厳しくなりまして・・」 私   「私は代理人でないから、何ともいえませんが・・」     「Aさんは納得しないと思いますよ」武富士 「あくまでも希望です、」 私   「わかりました、Aさんに伝えます」  今までこんな提案を受けたことはない。方針が変わったというが本当だろうか?本人和解なので値踏みをしているのか?争いのない案件である。裁判続行を嫌う武富士、強気で行けば、ほぼ満額で和解できるはずだ。あとはAさんに頑張ってもらうしかない。  「納得できなければ遠慮なく断って下さい」「必ず折れてきますから・・」  担当司法書士からAさんに電話する。 しばらくして、そのAさんから「断りました」と電話ある。 「よしよし、それでいいのだ」私と、担当司法書士。 しばらくして、またAさんから電話。  武富士から再度提案があり、それも断ると、さらに検討するとのこと。 相手はあせっている!! 必ず和解できるはずだ!!  そして20分程たって武富士から電話。 「おかげ様で和解ができました 金額は190万円、支払い期日は・・・」 「和解書の作成をお願いします」 一件落着!! 

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