カテゴリ:ギターリぺアー
◆Morris W-60 定期検査のご依頼を頂きました
ギターオーナー様は、U様です 何時もの様にセッティングして行きます ◆画像から確認して行きます ●前回はフレットを打替えましたが、それから更に弾き込まれており素晴らしい鳴りに なってます。スーパーテクのSinya君が弾き込んでましたので納得です ●011~用でナットを削り出しましたが、012~弦が張って有り弦溝が窮屈なので ナットファイルで調整します ●バック側に問題は有りません ●サイドの塗装クラックも変化が有りません ●スカイソニックのマグネットピックアップは工房でも高評価してます ◆セッティングして行きます ●測定するまでも無く弦高が高くなってます、2.75mmはやはり弾き難い高さです ●順ゾリの最大値は0.2mmで、この事も弾き難く感じる理由です ●弦を緩めてからロッドを完全フリーにして数日放置して様子を見ます 弦とロッドのテンションから解放されたネック材が自力で戻り具合を確認してから ヒーターを掛けるか判断します ●1F~7Fに窪みが発生してますので擦り合わせします ●方法は工房秘㊙とさせて頂きます ●新しいフレットと見分けが付き難いと思います ◆U様仕様のセッティングは6E/12が2.4mmで、1E/12Fは1.7mmで、ピッキングが強いため 工房標準よりも僅かに高くセッティングしてます。 k2ギターファクトリーでは、闇雲に低くしてる訳では無く、プレヤーの好みや プレースタイルに合わせてセッテングをしています ●途中の画像を飛ばしてしまいまして完了画像も最初画像を流用してます ◆試奏タイム フレットを打ち換えた時点と同じセッティングに戻ってます、U様に確認して 頂き、鳴りの成長以外は【元通り】とOKを頂きました。 🌸メインギターの定期検査は絶対必要と思います🌸 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月17日 09時18分11秒
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