カテゴリ:ギターリぺアー
◆Gibson Les Paul Traditionalナット交換 のご依頼を頂きました
ギターオーナーはmy sonです 長年バンドを組んでいたメンバーと、今後の活動が難しくなり【活動休止】と言った曖昧な 選択はせずに、解散をする事になり1月16日にファイナルコンサートの前に、完璧な コンディションのLes Paulで臨みたいと全体のチェックも兼ねて預かりました 全ての事には始まりと終わりが必ず有ります、終わりはリスタートでも有ります それが永遠に続くのが世です ◆画像から確認して行きます ●ノブも良く割れます、とりあえず色違いのノブを付けましたが同色に交換します ●Gibsonの純正ナットはBoonの様ですが、軽い素材ですから固く重量の有る工房製の 水牛Boonオイル漬けに交換します これだけで、メンバーは違うLes Paul持って来たの?って反応するはずです ●わざとらしく無い虎目が良いですね ◆ナットを交換して行きます ●ナットを外します ●水牛ボーンのオイル漬けナットをセットします カラーが濃いのでトップ側をサンディングして、ネックとのカラーバランスを取ります ●ロッドでネックを調整しましたので、1フレットの調整は数日後にします ●マイクロファインで磨く前ですが良い感じです ●ネックも安定しましたので、1フレットを調整しマイクロファインで磨きます バランスの取れたナットカラーに仕上げました ●ナットの仕上がりです ●前にプレゼントしたオイルで弦交換の時に、オイル分を補給しないと大変な事になるよ ●同色のノブに交換しました ●Gibsonに合うノブは同じインチスケールでも、画像の通り2タイプ有るので交換する時は 注意が必要です 画像の左が Ryo君のLes Paul Traditional に合うタイプで、右も同じインチスケールでも 合わないので注意して下さい ●仕上がりました ◆サスティーンが伸びて更に良く成りました、リハで違いがはっきり判ります 🌸ナットの交換は絶大な効果が有ります🌸 良く使うセンターの音ってこんなんだったかな?の質問には、これがRyo君の Les Paul の 本来のゼンターの音で、チャラチャラ感が無くなったでしょう?リアもフロントも全く違う Les Paul Traditional になってるはずだけど、100%が何処に有るのか検証のしようが無いので、 95%はポテンシャルが出ているはずと考えてる セッティングは、私が尊敬しているK・T氏と同じセッティングにして有るから ファイナルライブで凄いパフォーマンスを発揮するはずだよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月16日 06時37分45秒
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