カテゴリ:ギターリぺアー
◆BUSKER'S Les Paul タイプさせたいと思います
部品取り用に仕入れたギターでしたが、このままではギターに申し訳ないので 元に戻さないで生まれ変わった様にして行きます ①フレットボードをエボニーに着色 ②ゴールドトップのラッカー仕上げ ③ピックアップをP-90に交換 ④その他 ◆完成予想画像です ◆改造して行きます ローズ指板にエボニーステインで着色します 素材はバスカーズのレスポールのネックで、部品取り用に仕入れたギターで、このままですと 弾く事は無いギターなので改造をする事にしました ●長期間に渡ってオイルが全く塗られていない指板です エボニーステインで着色する時は、オイル分が残っていると支障が出ますので この方が好都合です 400番のサンドペーパーで木目に沿ってサンディングをします 部品取りにした理由が、ボルトオンネックだったからです ●バイオリン用に開発された、専用のステインで着色します 蜜蠟ワックスを塗って乾拭きをして仕上がりです 今回はポジションマークも着色をしました、プラスチック製は貝の様に見えます エボニーにも木目が有り、着色しますと両方の材を知ってる方ほど見間違えます 🌻ゴールドトップ・レスポールに改造するレポートもアップして行きます トップとヘッドはニトロセルロース・ラッカー仕上げです ●クリアを吹き終わった直後でサンディングも全くしてませんので、ライトが反射している 部分は凸凹が目立ちますが、1週間ほどしてから水砥ぎ後にバフを掛けて仕上げて行きます ●ポット/ピックアップ/トグルスイッチを組み込みました トグルスイッチのプレートはクリームのストックが無かったため仮付けです テールピースとブリッジのアンカーを打ち込んだのですが、このレスポールは部品取り用に 仕入れた事をすっかり忘れてまして、パーツが無く工房のストック品ではサイズが合わずに 合うパーツを手配しなければ弦を張る事が出来ません ●バックのカバーは市販品では、サイズが合いませんので切出しました BUSKER'Sはセットネックでは無い事が少し残念です ●ゴールドトップはスタンダード系ですから、シルバーのペグを乗せました ●回路もハードウェアも全て完了しましたが、ブリッジ&テールピースを他のLPに使ってしまい、 在庫のパーツでサイスが合う物が無くて、弦が張れないので音出しテストが出来ません P90の音が聴きたくて乗せましたが残念でなりません ●テールピース&ブリッジが入荷しましたので、直ぐにセットして弦を張りますと想定以上の出来です ●ゴールドノブのインチスケールが欠品してまして、試奏のため取り合えず仮付けしました ●スピードにするかハットにするか、迷いましたが高校時代の思い込みで 【グレードが高いモデルはスピード!】でしたので、スピードノブにしました ●トグルSWのノブはサイズがインチ/ミリとも全く違うため、代用品を付けて有ります ●Gibsonの純正パーツのパッケージを切り取って、両面テープで貼り付けただけです ●仕上がりました ◆ゴールドのラッカーは、15年以上前に入手した物で、使えないと思ってたいたところ 問題無く使えましたが、近年のラッカーとは微妙に色が合わず、ピックアップのエスカッションを 外して、本来のP-90のマウント方式にしたいのですが、塗料を使い切ってしまいこのままで行くことに しました ◆試奏タイムです 👆 通常は6E側がもう少し左に下がっているのですが、殆ど平行に近い状態で取付られてます 初心者用で作って出荷するメーカーと、販売店【通販なら仕方ないかも知れませんが】は、 将来のギターフリークの芽を自社で潰した様な物です 弾いていて気持ちが悪いを通り越して、脳波に狂いが出そうです 強度のフレット音痴で4D弦が全く合いません、ブリッジ駒を移動させても限界まで 移動させても全く合わせる事が不可能です。 調べましたら、ブリッジ位置がオクターブを取れる位置に取り付けられて無い事が原因で、 今回の様なケースは50年のキター人生で初めてです。 対応策を考えました ①このままオブジェとする ②ブランコ・テールピースに交換する ③ブリッジを正しい位置に移動させる でしょうか? ①では改造が無駄になり、②は部品が手に入らない事が判ってます ③が一番簡単で、移動させるのは6E側だけで済みそうなので、埋木を して、取付穴を開け直して取付けるのが一番簡単です 幸いにもブリッジですから、極近い位置に移動させても強度的には 問題にならないので、時間が取れる時に移動させます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年11月07日 09時08分00秒
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