カテゴリ:ギターリぺアー
◆GUILD D50 L.R.BAGGS ANTHEM ピックアップ交換です
ギターオーナー様はHat様です。 LR-バックスのELEMENTからHIGHLANDER iP-1Vに交換のご依頼です ◆画像から確認して行きます ●LR-バックスELEMENは外して有ります ●外したELEMENTです ●交換する【HIGHLANDER iP-1V】です このピックアップの取付は初めてで、取付前に確認しなければならない事が有ります ●説明書は英文ですが確認したい事が書いて有りません ●ボリュームコントロールの基盤がむき出しでラミネートされてません 取付にはホルダーの付属品も有りませんし、取説を見ても記載が有りませんので、 取付方法を確認する必要が有ります。 普通に考えますと、このまま両面テープを基盤に張って取付ける以外に方法は無いのですが ラミネートされていない基盤に直接両面テープを貼って、ハンダに腐食等の不具合が出無いかの 知識が無いと言うか、この様な経験が有りませんので確認しておく必要が有ります 今、大丈夫なら数年先の事は、【知らんぷり】が性格上出来ませんのでメーカーに確認後に 取付して行きます ●ジャックの取付方法は、インチスケールのタップで広げた穴にねじ込んで行く方式になります 現在のアコギピックアップのジャック穴径は、12.0mmで六角ナットで締め込んで行きますので HIGHLANDERしますと、他社のピックアップに交換する時は穴を塞いで開け直す必要が有ります 考えている内にHat様から、【アンセムに変更します】とご連絡を頂きました。 ギリギリで仕事を増やさすに済みました ◆L.R.BAGGS ANTHEM が届きましたので取付して行きます ●コンデンサーマイクを取付ける位置には、事前にサンディングして有ります 弦穴の上の位置にセンター合わせて取付します ●斜めに開けた穴からピエゾを通して、先端は同じく斜めに開けた穴に差し込んで ズレ防止とします ●配線取付処理をしてから、配線を出しておきます ●プリアンプを取付ける位置にスペースが有るか確認します ●サウンドホールの補強板が、プリアンプの両面テープの間に収まって 取付には障害が無い事を確認しました。 貼り付ける位置にマスキングテープを貼って、センターにマーキングしておきますと 位置決めが簡単です ●センターを合わせて貼り付けます ●電池ケースは交換する事を考えて、1E側に貼り付けました 電池交換する際に、強烈なマジックテープで付いているケースを外す方がいらっしゃいますが そうすると貼り付けたベースの剥がれる事が有りますので、電池ケースのフタを空けて電池だけ 取り出して交換して下さい ●コンデンサーのボリュームは付属の治具で調整します。 ステージで素早くコンデンサーのボリューム調整とは行きませんので、MAXに調整して有ります ◆弦を張り戻してピエゾ&コンデンサーマイクのバランスを確認しますと ・・・音量を上げるとバズリ音が出ます。ANTHEM の取付に不具合かも?と確認しますが、 全く問題は無いと言うか、問題を起こす事が難しいのでは思い?????してますと まさか?でした ◆ブレーシングが剥離してました・・・生音では症状が出てませんでしたので、ブレーシングと言う 考えは全く浮かびませんでした ●バック側3番の右ですが、最初は逆側の左を叩いた方が異音が大きかったので、左側を確認しても 剥がれている部分が無く、逆側を確認しますとブレーシングの半分以上が剥がれてました ●厚みの有るブレーシングですから、底面全体にタイトボンドが入る様に注意します たっぷりタイトボンドを流し込んでジャッキでおっぺして固定します ●バック側2番の右も剥離してました ●サウンドホールの真下ですからボンド入れからジャッキ掛けまでは簡単です ジャッキを掛けてから、外側からクランプを掛けて密着性を高めます ◆リペアの完了です ●ブレーシングの接着固定も済んで、バズリも無くなり兎に角凄い鳴りに驚くばかりです 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月28日 08時14分36秒
コメント(0) | コメントを書く |