カテゴリ:ギターリぺアー
◆Frontere FGC500 セッティングです
ギターオーナー様は、YK様です 独立されたお嬢様が使っていたギターで、ピアノの先生をされていた奥様の勧めで ギターを始める前に弦交換とセッティングのご依頼を頂きました 正しくセッティングされたギターで練習する事は、ギターが上達する上で必須の事で セッティングされいないギターは上達の邪魔をして、やっぱり止めた!と言う事に成ります ◆画像から確認して行きます ●丁寧に作り込まれているギターです ●中華人民共和国製ですが、ここまで製作レベルが上がっている事を感じるブランドです ●ナットはタスク材が使われてまして、クラッシクギターのタスクの組合せは初めてで、仕上がりが 楽しみです ●音質に影響が出ない様に、フレットボードにポジションマークが有りませんので 目印にテープを貼られた様です ●産地まで判りませんが、ソリッドの松材が使われてます ●バックはマホガニーです ●サドルもタスクが使われてます ●目印のテープがフレットに乗り上げてますので、剥がさないと演奏に支障が出ます ◆リペア開始して行きます ●0.2mmだけ下げれば弾き易さが格段に上がりますので、ナットの弦のキズを取って 弦接点全体を整える程度でOKです ●弦の選定は迷う事無く【HANNABACH】のミディアムテンションを選びました ●クラッシクギターとしては低めの2.75mmにセットしました ●1E側は2.50mmにセットしました ●試奏の際にフレットボード上で弦が暴れてましたので、ナット溝を調整する必要が有ります ●全体が僅かに高いのですが、特に3G弦が飛び出しているので、暴れている様に感じます ●1フレットを0.48mmに調整しました ●仕上がったヘッドストックです ●フレットを磨き、フレットボードにオイルを塗って仕上げて有ります ●リペアの完了です HANNABACHとの相性は抜群で、今後もこの弦を使って頂きたいと思います 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年07月19日 08時12分42秒
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