テーマ:野良猫と私(24)
カテゴリ:猫
ズーちゃんが居なくなってからも、ホワイトは、元気に餌を食べていた。
もともと、ホワイトはほとんどよそに行かず、一日中我が家の庭に居ることが多かった。 ズーちゃんが最後に使った小屋を使うかと思ったが、入らなかった。 あんな形でズーちゃんが入ってたところだけに、使わなかったのはよかったと思う。 ズーちゃんが居なくなった後、ホワイトは独りで縄張りを守ろうとしていたようで、家の周りのあちこちで猫の激しい鳴声が聞こえていた。 ズーちゃんが居なくなって、1ヶ月ほど経った11月末のある日、ホワイトは突然姿を消した。 昼間庭でうろうろしていたのに、晩食事を摂りに来なかった。 そして翌日から、パタッと姿を見せなくなった。 そして以後、まったく姿を見なくなった。 いったいどこへ行ったのか。 生きているのかどうかも分からない。 ホワイトはズーちゃんが現われるよりずっと前からこの辺りに居た。 とにかくよく悪さをする猫で、ズーちゃんと一緒に居るときも、庭を2羽で仲良く舞ってるアゲハチョウの1羽に飛びついて殺してしまったので、私は怒ってホワイトには食事をやらないようにした。 餌をとりにくると追いやったので、そばでズーちゃんが、困ったような顔をしていた。 ズーちゃんにだけ、食べさせようとしたのだ。 独りでの縄張り争いに疲れて、またほかの雄のところへでも行ったのか。 それにしても、突然姿を見せなくなった。 無事で生きているのなら、少しは姿を見せてもよさそうに思うが。 こちらもご覧ください ある野良猫の死 ズーちゃんの思い出 ズーちゃん物語 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年12月15日 14時23分28秒
コメント(0) | コメントを書く |
|