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テーマ:今日の出来事(288507)
カテゴリ:子育て
今日は、病気の話。
実は、ネッ友の同じシングルママの娘さん(7歳)が入院したと聞いて・・・ そのときは、連絡もとれず・・・退院されたのでわかったのだけど・・・ 1ヶ月入院されたらしい・・・ 学校の帰りにうずくまっていて・・・近所の病院から大病院へ・・・入院。 病名は『糖尿病1型』え~子供が・・・と思われるかもしれないが、症状、診断、治療は子供も成人も同様・・・肥満や2型糖尿病の家族歴は、2型糖尿病発症の主な因子です・・・しかし、1型は違います。 1型は、原因もわからず・・・インスリンをつくる膵臓の細胞(膵島細胞)が免疫システムの攻撃を受けた結果起こるものです。そのインスリンというホルモンを体がつくらなくなり・・・ 1型糖尿病では通常2、3週間以内で急速に症状が進み、しかも、かなり明確に現れる傾向があります。 高血糖になった子供は尿量が増加します。 水分を喪失するためにのどの渇きを訴え、飲料の摂取が増えます。 脱水状態になって、虚弱、嗜眠(しみん)、頻脈を起こす場合もあります。眼がかすむこともあります。 糖尿病性ケトアシドーシスは、1型糖尿病の約3分の1の子供で発症初期に起きます。 インスリンがないと細胞は血中にある糖を利用できません。 そのため、細胞は予備のメカニズムに切り替え、脂肪を分解してエネルギーを作り出し、副産物としてケトンと呼ばれる化合物を産生します。 ケトンは血液を酸性にし(ケトアシドーシス)、その結果、嘔吐や吐き気、疲労、腹部痛を起こします。 ケトンによって子供の息は除光液のようなにおいになります。 呼吸は血液の酸性度を調整しようと深く速くなります。 血液中のケトンの増加は糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こします。 ケトアシドーシスの子供には、血液中のカリウム値の異常や高脂血症など、血液内の化学的バランスの乱れがしばしばみられます。 2型は、食生活を変えることや運動量の増加、体重減少といった対策ができるが、1型糖尿病の子供はほかの治療では効果がないので、インスリンを常に必要とします。 毎日2回以上のインスリン注射を受けます。 1型糖尿病の子供の場合、インスリン注射を忘れると、糖尿病性ケトアシドーシスが数日以内に起こります。 長期間にわたってインスリン投与が不適切、または不十分な場合、発育阻害症候群や、思春期の遅れ、肝臓肥大(モーリアック症候群)を引き起こします。 子供と親は、ランセットと呼ばれる小さな器具で指先あるいは前腕を刺して採取した血液サンプルを使って、少なくとも1日に4回血糖値を測ることを教わります。 一般的に、10歳までに子供はこの血糖値検査とインスリンの自己注射をはじめます。 両親は自立を励ましながら、子供に責任を確実にもたせなければなりません。医師は、自分の血糖値記録のパターンに合わせてインスリン量を調整する方法を子供に教えます。 一部抜粋 すでに娘さんは、ひとりでインスリンの注射を自分でうちながら学校に通われいるらしい。 1ヶ月、病院に寝泊りされながら仕事に通い・・・娘さんもお母さんも頑張ったね。 自分がと思うと・・・やりきれなくなる。 ここで、こういう病気の話を書いたのは・・・糖尿病って成人病と言うイメージが強すぎて、1型は知られていないから、ひとりでも多くの人に1型を認識してもらい・・・娘さんと同じ病気の子が暮らしやすいように見守っていただきたいのです。 現在は、このインスリンの治療しかないらしいけど、医学の進歩で完治できますようにお祈りしていますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月01日 21時25分20秒
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