テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:育児&育自
脱腸とは、正式にはそけいヘルニアといって、
それ自体は問題ないのだけれど、腸が出たまんまになっちゃう状況(カントンという)になるのが危険なんだって。 カントンになったら子供だと6時間以内に手術が必要だそう。 だから、治療法も一つ。手術しかないんだって。 そもそもは、胎児の頃、タマタマちゃんは体の中にあって、 それがだんだん降りてくるものなんだと。 で、もとタマタマちゃんがあったところは自然に閉じるものらしいんだけど、 稀に閉じない場合があって、そこに泣いたりお腹に力を入れたときに腸が出ちゃうのを そけいヘルニア=脱腸というってことみたい。 で、当初は日本赤十字の病院に行ったのだけど、 新患対応の事務員が、ものすごい態度劣悪だった。 そもそも駐車場に入る前からいやな感じだったのだ。 私の後に並んだ車を「緊急車両・事務車両」ゲートからどんどん通す。 変だなと思ったけど、私は「一般外来」ゲートに並んだ。 後の車が殆どいなくなってから、係員が緊急車両用ゲートに回れと横柄な言い方で言った。 ハァ?じゃぁなんで今まで待たせたわけ?とこの段階でかなりイラッとはきていた。 で、新患受付。 事「小児外科は、水曜だけなんですけど。」 私「そうなんですか?じゃぁ、せっかくきたので小児科で診ていただきます。」 事「小児科でいいんですか。」 私「はい、いいです。」 事「そこの外科で、小児外科見てくれるか聞いてきて。」 私 ・・・小児科でイイって言ったろ?? ってか聞いて来い?? テメェ、その電話、何のために内線機能がついてるんだよ!! そういうのは事務のアンタの仕事だろ?をとりあえず飲み込み、 「小児科でいいです。」 事「じゃぁ、乳幼児受給票のカード出して。」 私「カードですか?」 事「カード!!」 乳幼児受給票ってのは、乳幼児医療受給申請書と一緒に出すと、 後から医療費全額戻ってくるという素敵カードなのだ。 事「申請書もあるなら出して」 私 だったらさっき”カード!!”とか言わなくても・・・。 「ハイ。」 事「あのねぇ、シャチハタは認めないの。」 私 ハァ?この子が生まれて1年4ヶ月、私はずっと申請書、シャチハタで出してましたけど、何か?? 「じゃぁ、もういいです。」 事「だから、シャチハタは認めないの。」 私 なんでこんなに高圧的なんだ?? 「だから、もういいです。今日は出しません。」 事「あっそ。」 私「受給票も返してください。」 ・・・受給票と申請書をしまっている間に、怒りは沸点に達した。 こんな不快な事務員=不快な看護婦=不快な医者に診てもらわんでも、結構!! ってことで、また窓口に行き、 私「あの、もういいんで、保険証返してください。」 事「はぁ?小児科でみてもらえるよ。」 私「あなたのような人がいる、こんな病院で診てもらわなくていいです。 他の病院にいくので、返してください。」 ってことで、保険証を取り返した。 今から思えば、新患申込書も取り返して、ビリビリに破り捨ててくれば良かったと思うけど、 小心者の私にはどの道できなかっただろう。 そこからさらに1時間運転してたどり着いた別の病院には、 病院ボランティアなる小母様方がいて、滞りなく新患受付が済んだ。 しかも、リタイアしたお医者さんが問診してくれて、 小児科でなく外科に行きなさいと症状にあわせて科を変更してさえくれたのだ!! 雲泥の差とはこのこと、実に気持ちの良い(たぶん、コッチが普通だと思うけどさ)対応で 看護婦さんもお医者さんも親切・丁寧だった。 結局右側のは確認できたけど、左が未確認のため、 ちょっと様子をみてから手術することになった。 来月半ば以降、遅くても5月にはしなくちゃな、と覚悟も決まった。 手術自体は盲腸よりも簡単だって言うし。 息子に傷が残るのが、つらいっていえば辛いけど、 カントンになって彼が苦しむ方がつらい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月16日 12時58分34秒
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