テーマ:家事分担日記(4)
カテゴリ:夫婦生活の色々
結婚して直ぐの共働き時代は、お互いに残業残業だったから家事自体が少なかった。
部屋を汚す人もいないし、部屋が汚れるくらい部屋にいないし、 汚くてもまぁ二人が我慢すれば良かったし。 だから時間が許す限り、私の比重が大きかったと思う。 勿論、相方がいる時(休みの日しかいなかったけど)は、 皿洗いとか、炒め物をするとか程度はしてくれたけど、 あれはあくまでもお手伝い、だった。 私の母もずっと共働きで、私は所謂鍵っ子だった。 ある程度大きくなると、夕食の下準備を私がするようになったけれど、 基本的に母は夫(私の父ではない)の手を借りずに、 昼夜働いた上にあらゆる家事も一人でこなしていた。 当時は何とも思わなかったけど、今自分と照らし合わせると、 ゴメンナサイ、私ってなんてぐうたらなんでしょう・・・。といわざるを得ない仕事っぷりだ。 とまぁこんな母を間近に育ったので、 最初は一人で完璧に!!を目指したんだけど、 ぐうたらな私に出来るはずが無く、 やらなくちゃ!! しなくちゃ!! いい妻じゃない!! と一人で勝手にストレスをためて、イライラして発狂寸前になった。 そこに、妊娠してつわりがくるとそんな最低限の家事すらできなくなった。 食事を作るのもしんどくて、お弁当は殆ど買ってたし、 眠くて仕方なかったから洗濯すらしなかった。 つわりが治まると今度はお腹が出っ張ってきて色んな家事に支障をきたした。 これが、我が家の転換期になった。 妊娠しているってことで相方は積極的に私の仕事を肩代わりしてくれるようになり、 私も図太くなったので、 「私はそんなに器用じゃなかった。 一人で何役も背負い込むことが出来ない、ごめん。 悪い妻だね。」 と相方に言ったらすごく楽になった。 相方にしてみれば、皿洗いをさせられようが、 洗濯を干さなくてはいけなかろうが、 私がイライラして不機嫌で、いつ爆発するかとビクビクするよりよっぽど良いそうだ。 で、 「おまえが笑っていてくれるなら、 俺が出来ることなら何でもするから言ってくれ。 俺も気がつく人間じゃないから、口でその都度言って欲しい。 料理は出来ないけど・・・。」ってことで、 私も気兼ねなく、アレをしろ、これをしろ、と言えるようになった。 なんと楽なのだろう。 家事分担の名の下に、きっと私は胡坐をかいて、いやもう寝転がって左団扇をしている。 (ちゃんと自覚しているよん) でも、まだ虎視眈々と相方に押し付けられる仕事を探しているのだ。 でも、自分が「出来ない妻、出来損ないの妻、ぐうたら妻」であることを認めたら、 すごく楽になった。 気持ちにゆとりができた。 多少のアラには目をつぶり、家族が笑って過ごせればいいやっていう気持ちになれた。 部屋がきれいな方が勿論いいんだけど、部屋がどんなにピカピカでも喧嘩ばかりじゃつまらない。 今は、本当にナチュラルな自分でいられる。 これが私だし、これが私の生活。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月25日 13時01分01秒
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