プロフィール
Silver Lily
農家・本家・長男の嫁、ワーキングマザーetc、色々大変なこともあるけど、できれば人生は楽しくしたい。笑いあり、涙あり、愚痴もあり、何でもありのブログになればいいな。
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◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
最初に、これはあくまでも我が家について、
私のケースについて、私がどう思うかという話です。
私と違う人を否定したりする意図はないので、
それはご了承ください~。
私は、中学校のころに突然生理痛が酷くなりました。
痛みのあまり失神し、痛みのあまり正気に返る、ってくらい。
鎮痛剤は殆ど役には立ちませんでした。
しかも、嘔吐・下痢も加わります。
あんまり酷いので、婦人科に通院することになりました。
当所は、
まだ若い(?)とかなんとかで鎮痛剤で乗り切るという方針だったのだけど、
4年経っても悪化の一途をたどる症状の、
あまりの苦しみに耐えられず、
何がしかの治療を施すことに。
だって一番強い鎮痛剤を服用して、
その薬の効き目がなくなるのがわかるってくらい・・・。
薬の効き目が切れるころには、
薬物中毒みたいに、
のた打ち回りながら、
「くすりー!!薬をーーー!!」だったから。
子宮内膜症の治療で一番安全なのは、妊娠・出産。
ただし、あまりにも悪化している場合は妊娠が困難なために、
薬物治療or手術ということもあるよう。
(手術に関してはしていないからわかりませんが)
私の場合は、擬似妊娠状態にするってことで、
低容量のピルを服用することになりました。
要は、避妊薬ですが、
治療目的なので、保険が利いてかなり安かったです。
最低でも6ヶ月の継続。
毎日毎日同じ時間に必ず飲む。
飲むこと自体は簡単でした。
最初は、こんなの余裕じゃんと思いました。
でも・・・、あんなに小さい薬の粒なのに、
普段どこに存在しているか分からないホルモンを活性化させるのには
十二分だったようです。
体がむくむ・・・。
だるさが続く。
コレくらいなら、良かったのですが。
生理前のイライラ、これはPMS(月経前症候群)という奴で、
(詳しくはこのへんなんか読んでみてください)
これもホルモンバランスの乱れが原因ということですが、
コレによく似た状況になりました。
PMSの治療にも、ピルは使われるのですが、
PMSは排卵に伴うホルモンバランスの乱れってことで、
排卵が無ければ乱れない=排卵抑制=ピルということのようです。
なのに、私はそのピルによって、PMSに近い症状を持つようになりました。
まぁどっちにしろ、
結局あるはずのものを不自然になんとかするわけですから、
何がしかのリターンはあるんでしょうね。
お医者さんにもむくみや精神不安等の副作用はあるかもしれない、
ときちんと説明を受けていました。
でも、
それでもあの生理痛を毎月経験するよりマシ!!と治療に踏み切ったのです。
私の認識は、甘かったのだと思います。
とにかく、精神が不安定になるんです。
些細なことだ、と頭では分かっているのに、
感情を自分で止められない。
そんな無茶なわがままだ、と分かっているのにどうにもならない。
仕事をしている間は理性が勝って何とか押さえられるけれども、
その分反動がプライベートの時に一気にやってくるのです。
イライラして怒りっぽくなって人にあたり、
ネガティブな考えに悲観的になって泣き続けたり・・・。
今から振り返ってみても、最悪な状態でした。
6ヶ月間の治療の後、
妊娠できるギリギリのレベルまで子宮が回復し、
丁度私も結婚したので、
今度は治療を兼ねて出来るだけ早い段階に妊娠するように、
と生理時には鎮痛剤で乗り切って、妊娠することを目指しました。
通常、女性と男性には同率程度の不妊要因を持っているそうですが
(要因不明というのがこれらよりちょっと高い割合で存在)
我が家の場合、既に私に要因があったわけですから、
そのストレスといったら半端じゃありませんでした。
周囲の子供できないの?の声。
まだ新婚1年も経ってないんだから放っておけ!!
と今ならいえるんですけどね、当時はねぇ。
それに、「出来たら結婚早めるから」と
ノーテンキな宣言していた義弟カッポーがいたので、
私達も結婚前から子作り(恥)していたと思われていたみたい。
一緒にスンナ!!
義父母には、相方からきちんと説明してもらったはずなのに、
それでも「子供まだ?」「病院にいかないの?」といわれること。
つらかったです。
意味も分かっていないのに、それを親戚一同に吹聴した挙句、
また「子供・・・」とエンドレス攻撃。
本当に、つらかった。
結局、最終的には二人きりの人生を送ることも視野に入れて、
金銭的に出来る限りのことをやってみよう。
と次のステップに進むことを決意し、
病院の予約を取った月でした。
私の妊娠が判明したのは。
今良く考えると汚いけど、
陽性判定のでた妊娠検査薬を持って、二人で泣き笑いした、
嬉しくて、嬉しくて眠れなかった、あの夜。
二人目は欲しい。
欲しいけれど、
今のところホルモン系の投薬のある手段を使っての妊娠は、
考えていません。
(注:もちろん、投薬不妊治療を否定する意味は皆無です。)
世間では、二人目不妊に、
一人いるんだからいいじゃないって目を向けがちです。
でも、一人いるからこそ、
子供の可愛らしさが分かるからこそ、
欲しいという気持ちがあります。
もちろん、一人目不妊の辛さも分かります。
子供が欲しいという気持ちに
一人目も二人目もない、
と私は思います。
でも、確かに私には、もうかけがえの無い宝物があります。
がんももさん頂いたコメント。
今ある宝を大切に・・・。
今現在、とってもありがたいことに、
息子という宝をこの手にしています。
彼を悲しませたり、
ホルモンバランスのせいとはいえ
鬼のような母親になって傷つけたくありません。
相方ですら、なんども逃げたくなったという私の嫌な姿を、
彼にはみせたくないのです。
やっと、やっと私の元に来てくれた命。
その命を、大切にしてあげたい。
あの夜の気持ちを思い出すたび、
あの子に悲しい思いをさせちゃいけない、と思うんです。
自分に出来る範囲のことで、
できることをしたいと思います。
愛用していたバッグが寿命の気配~。
子供いて、仕事して、だとどうしても大き目のバッグがいいですよねぇ。
(いちいち詰め替えるのが面倒だから)
お勧めがあれば、教えてください!!
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