2024/07/17(水)15:49
佐藤信介「キングダム 運命の炎」109シネマズ・ハットno32
佐藤信介「キングダム 運命の炎」 ( ̄∇ ̄😉ハッハッハ!見ちゃいました(笑)
佐藤信介監督の「キングダム 運命の炎」です。
8月11日のお昼ごろ、映画友達の独身・子育て・看護士Sさんからメールがありました。「今日、久しぶりに、完全フリーなのですが、シマクマさんはおヒマ?」
「おヒマ!」
「映画など、いかがでしょう?」
「109ハット、キングダム、午後3時25分!」
「了解しました。灘駅でお迎えします。この炎天下、シマクマさんのお年で、あそこから日陰のない道はキケンですから(笑)。」
「わーっ!ありがとう。到着したらメールします。」 というわけで、同伴鑑賞(笑)でした。
「末のお嬢さんは、夏休みで帰って来てるんじゃないの?」
「はい、受験準備とかで、毎日、京都の芸大に通っています。」
「推薦かなんかで合格しているとか?」
「いえ、いえ、なんか、興味のある企画があったらしくて。 まあ、そういう、お出会いするといつもの調子のおしゃべりしていると始まりました。 ははは、とても笑えて、面白かった! まあ、誰かにすすめる気はしませんが、原作がお好きで、「キングダム」、「キングダム2 遥かなる大地へ」とご覧になってきた方にはおススメです(笑)。笑えます。
ボクは羌瘣を演じる清野菜名さんが「蚩尤」という伝説の暗殺者一族の扮装で画面に現れたときに、思わず涙してしまいました。ジジイのうれし泣きです。かわいい! まあ、「マンガの実写」ということで人気らしいのですが、「実写のマンガ」とでも言った方がいい映画です。登場人物が、みんなマンガ化して、演技がどうのなんてどうでもよい面白さです。
見終えてのおしゃべりです。「あの、橋本環奈ちゃんの役って、なんなんですか?」
「Sさん、原作は読んでますか?河了貂という人物はね、信が、今回、飛信隊の隊長になったでしょ。その部隊の、参謀になるんですが、今回はまだ外にいるんですね。次の展開くらいから重要な役どころなの。」
「殷、周、秦、漢って、丸暗記した覚えがありますけど。これっていつ頃?」
「うん、それの周の終わり、戦国の七雄の秦が、政という若い王さんで全国統一する時の話。今回は趙で人質暮らしの政が、秦に帰国するエピソードが前半の山だったでしょ。」
「ああ、杏さんが吉沢君を助ける話ですね。」
「ああ、あの女優さん、杏っていう人なんだね。」
「メイキャップで、あれ?って思うんですけど杏ですね。東出君と別れた人。」
「で、今日のお話は紀元前240年くらいだから、政が始皇帝になるまで、まだ20年あるの。今日、小栗旬君がちらっと出て来たでしょ。趙と秦の戦いは始まったばっかりで、趙の主役は小栗君が演じていた李牧だから、彼の顔出しは次回の予告だね。」
「そういえば、シマクマさんの好きな長澤まさみさんも今回は顔出しだけでしたね。」
「まあ、でも、大沢たかおとか、笑えるでしょ。ぼくは清野菜名ちゃんが、原作マンガそっくりでよかったけど(笑)。」
「じゃあ、まだまだ続くんですね。」
「そうだよ。原作は60巻越えているけど、それでも、お話は紀元前235年くらいのところだから、全国統一には程遠いし、原作者の原泰久は、たぶん50歳くらいだけど、連載をはじめたの2006年くらいで、今日の映画の飛信隊結成の話は第10巻くらいだからね。」
「原さんて、そんなお年なんですか。」
「そんなお年って、あなたたちくらいでしょ(笑)。もう、15年以上連載していて、完成させるにはもう10年以上かかるんじゃないかな?」
「大変ですね。」
「いや、でも、原作もおもしろいよ。」 というわけで、やっぱり、羌瘣の清野菜名ちゃんと、人質少年政を救い出す紫夏を演じて、壮烈な最期を遂げた杏ちゃんに、拍手!でした。
監督 佐藤信介
原作 原泰久
脚本 黒岩勉 原泰久を演じて、
撮影 佐光朗
照明 加瀬弘行
美術 小澤秀高
編集 今井剛
音楽 やまだ豊
主題歌 宇多田ヒカル
中国史監修 鶴間和幸
キャスト
山崎賢人(李信)
吉沢亮(政)
橋本環奈(河了貂)
清野菜名(羌瘣)
杏(紫夏)
高嶋政宏(昌文君)
長澤まさみ(楊端和)
玉木宏(昌平君)
佐藤浩市(呂不韋)
大沢たかお(王騎)
萩原利久(蒙毅)
2023年・129分・G・日本
2023・08・11・no104・109シネマズ・ハットno32