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テーマ:山登りは楽しい(12114)
カテゴリ:高松市国分寺
大禿山は、「おおかむろやま」と読む。
五色台に程近い標高176mの円錐状の山だ。 前回登った伽藍山が、仏教系の山なら、大禿山は神道系だ。 麓の国分神社の中にある鳥居が、登山口になっていた。 当日の神社では、何やら結婚式の準備がされていて、仰々しい様相。 雅楽か何なのか解らないが、プアーッとした邦楽が神殿から聞こえる。いい感じなので 傍らでしばらく聞く。 登山行自体は、緩やかな道でのんびりと歩いても20分程度で、頂上に行けた。 途中、目を引いたのは、百合の花だ。ピンクの花弁が美しい。 麓から見ると、この山は新緑の山だった。山全体が黄緑色に覆われていた。 果たして、登ってみると、この山には常緑樹が少ないように思えた。 頂上付近ともなると、松の倒木が多く、また直ぐに枯れそうな老松もあった。 頂上は岩盤が覆われていて表土が少なく、樹木より草が多くはえていた。 おそらく、この山は1次林から2次林に移行したばかりの若い山ではないかと思う。 1次林の特徴である常緑針葉樹が消え、2次林の落葉樹が多くを占めている。また、3次林 の特徴である常緑広葉樹はまだ少ない。 ここでピンと来た! 恐らく何百年前までこの山は1次林から2次林への移行期だったに違いない。 松が枯れて、落葉樹が生えてくる迄は枯木だらけのハゲ山だったのだろう。 だから「大禿山」なのだ!間違いない!(笑) 山から降りるとき、国分寺と言う地域が盆地なのだなと気づいた。 何故にこの地に国分寺が築かれたのか考えると興味深い。 麓の神社でおみくじをした。恋みくじと言う奴だ。 結果は小吉。神様に祈れば、良い縁談ありと書いてあった。 そうなのか?だとしたら、何かいい話があっていいのにと思う。 まあ、これからの話なのだろう。 と言う訳で、早速、神社の本殿にお参りに行った(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.17 03:39:16
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