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(オススメ度 ☆☆☆☆☆)
「まっすぐに生きるなんて?線路や線じゃあるまいし・・」ブランチがミッチにしぼりだすように言ったこんなセリフがとても印象的だった。ブランチは自分にまっすぐに生きてきたからこそ、その道が曲がりもしたように思う。 映画といってもこれはカンペキに演劇感覚ですねぇ~ 登場人物はほぼ4人である。ブランチと、その妹ステラ、その夫スタンリーと友人ミッチ。ステラはかなり重要な役割だと思った。助演女優賞をとっていることもうなずける。 蝶よ花よとお嬢様育ちだったブランチ、でもステラは若い頃家出をして「庶民」の暮らしを選んだ。そしてブランチは家の没落を経験し、ステラのもとに・・・そんなステラに、ブランチはあるときは甘え、あるときはつらくあたる。でもステラはいつも優しく受け止めてやる。それは・・・ステラは心の中に金では買えない宝物をもっているように私には思えた。優しかったブランチの思い出、姉への情愛、そしてスタンリーや生まれ来る子への愛。 なんだかうまくまとまらないんだけど、ブランチはそういうものをみつけられずに歩き出してしまったという気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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