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テーマ:認知症デイケア(85)
カテゴリ:カテゴリ未分類
言語障害のあるOさん(女性)は、あまりしゃべりません。
トイレをしたい時もジェスチャーで職員に言います。 「オーオー」とか言いませんが、まよっちは最近むりに「おはよう」と言わせます(笑) 病気になる前は短歌などの趣味もあったようで、STとの訓練ではいろいろな歌を使用しています。 昨日、Oさんが缶ジュースを購入して、紙コップに分けるよう職員に言っていました。しばらくして、まよっちを見つけ、手招きしながら「オーオー」というので、近寄るとジュースを飲むようにジェスチャーをしました。 ありがたいので、他の利用者さんに隠れていっぱいいただきました。 「昼下がり ファンタの味の 爽やかさ」 という俳句を作って、Oさんに見ていただくことに。 Oさんに「この俳句な」と声をかけると「お!」とびっくりしたような表情 「この歌どう思う?」と聞くと「おーおー」と不安げな表情。 「ちゃうちゃう。これな、私が作ったん。Oさんに俳句作って言うてないよ。これがな、俳句としてどうか聞いたん」 というと、ホットしたような表情をされ「あはは」とニコニコされました。「おほほほ」と手を口につけて笑ったり、私をバシバシたたきながら笑ったり、まるで「なんだそういうこと」といった感じでしょうか? 「それで、俳句としてはどんなんかなぁ?」 Oさんう~んといった表情。 「まぁ、そんなもんって感じ?」 と聞くと「うふふふ」と言いながらうなづいてくれました。 そっか…そうなんや(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.15 22:09:48
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