243968 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日々の出来事など

日々の出来事など

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

しなの1707

しなの1707

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Category

Archives

2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2010.05.20
XML
カテゴリ:
今日は、水ビジネスを紹介します。



【著者情報】(「BOOK」データベースより)

 吉村和就(ヨシムラカズナリ)

 グローバルウォータ・ジャパン代表。

 国連テクニカルアドバイザー。

 千葉工業大学、工学院大学非常勤講師。

 日本を代表する水環境問題の専門家。

 G8北海道洞爺湖サミットでは、自民党の特命委員会「水の安全保障研究会」の
 委員として提言をまとめた。

 「水の安全保障戦略機構」技術普及委員長。



【内容情報】(「BOOK」データベースより)

 今、世界で水の争奪戦が始まった。はたして日本は生き残れるか。



【目次】(「BOOK」データベースより)

 はじめに─採取可能な水、「0.01パーセント」の真実

 第1部 世界中で足りない水

   世界を襲う「ウォーター・クライシス」

   「バーチャル・ウォーター」─水輸入大国・日本

   地球温暖化が水資源の枯渇をもたらす)

 第2部 水が引き起こす戦争

   イラク戦争は「水戦争」だった?

   世界は水を巡る紛争・問題に溢れている

 第3部 巨大「水マーケット」をめぐる攻防

   IBMが水ビジネスに乗り出した意味

   水不足に商機を見出す海外「水メジャー」

   新興国も参入する「110兆円水市場」

   日本の上下水道の現状と課題

   動き出した日本の産・官・学─「チーム水・日本」の役割

 おわりに─ジョン・F.ケネディの「夢」は実現するか?




レビュー投稿

本書を読むと、日本の企業は世界に出遅れていることがわかる。

日本の企業の技術力は、世界でトップクラスである。

しかし、個々の技術力を「総合的に活かした戦略」を取れていない。

世界の水メジャーは、上下水道の管理が早い時期から、

官から民間に委託されて運営されそのノウハウを活かして、

新興国の上下水道事業に進出をしてきている。

だが、日本では上下水道の管理が未だに官主導で行われており、

民間のノウハウが育っておらず世界に進出することができない。

日本は、ノウハウが無いので、世界進出をすることができず、

さらに、日本の公共の上下水道事業は、日本国内に有力な水企業があるにもかかわらず、

上下水道事業を世界の水メジャーが落札している。

水事業に関して日本と世界の違いがわかりました。

本書は、水ビジネスに興味がある方にオススメします。




感想

俺の今いる会社は、水関連の会社にいます。

ので、この水関連の勉強のために購入しました。



それにしても、ひどいな(´・ω・`)

会社毎の個々の技術力が商品があるにもかかわらず、

世界に進出することができないなんて…

水関連の会社も、半導体の会社と同じように

合併統合しないと、世界では戦っていない状況になっていますね(´・ω・`)

本書では、官主導で日本国内の水関連の会社がチームを作って

巻き返しを図ろうとしていますが、実際うまくいくのかな…



官主導で行う時点でダメだろな~。

本書では、水関連の会社を寄せ集めすれば、うまくいくような書き方がされているが、

寄せ集めてもノウハウがないんだから無理だろ(σ・∀・)σ

ノウハウが無いから、水メジャーに勝てないんです。

なら、ノウハウを蓄積してから進出しないと、

落札で金額が安くても委託されないですよ(;´Д`)



俺が社長なら、まずはじめに水関連会社の寄せ集めから、

会社を作って、その会社が、官で運営している上下水道部門を

「日本企業だけ」に委託して運営してもらい、ノウハウを蓄積する。

その後、海外に進出する。

この方法を取るな(`・ω・´)



っというか、なぜ今頃になって、寄せ集めをするんだよ。

こうなることぐらい10年以上前から予想できたんだから、

早い段階で事業計画を立てておけばいいのでは?

っと、思う(´・ω・`)



一時期、「選択と集中」という言葉が流行ったが、

これも、選択と集中という悪弊がもたらした結果なのか…



補足として、

最近の水メジャーは、上下水道施設を民間に委託している施設を丸ごと買って、

運営を行う方式で日本に進出してきています。

早く実行に移さないと、日本の上下水道は全て水メジャーの傘下になり、

上に示した方法が取れなくなるヽ(`Д´)ノ




↓水ビジネスをさらに知りたい方は↓


ウォーター・ビジネス


「水」戦争の世紀


水戦争








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.05.20 10:15:09
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X