インプット→アウトプットの繰り返し
今日の新聞記事に「自己テストが記憶定着に有効」というものがありました。これはアメリカの大学のチームの研究結果で、その内容は、学生80人を4つのグループに分け、それぞれに科学の教科書を1.1回読む2.4回繰り返し読む3.教科書を見ながら内容を図表化する4.教科書を読んだ後、本を伏せて覚えた内容を書き出す自己テストを2回繰り返すという作業に取り組ませたところ、1週間後にどの程度覚えているかを試験すた結果、それぞれの平均正答率が1.27%2.49%3.45%4.67%だったというもの。やはり、知識を頭に入れる「インプット」だけでは記憶が定着しません。必ず一定時間置いた後に、覚えているかどうかを「アウトプット」してみて、確認をすることがいかに重要かということです。また、この研究で面白いと思ったのは、学習を終えた学生に、自分が1週間後にどの程度内容を覚えている自身があるかも予想させているのですが、その予想では4回読書組は79%の人が覚えている地震があるという自己評価に対し、自己テスト組は58%と低かったとありました。このことから「覚えた」という本人の感覚は、実際の試験ではあまりあてにならないとも書いてありました。自分の記憶力を過信しては駄目ってことですね(笑)ある程度「覚えた」と思ったら、それを確認する作業が必要、そこで覚えていないことが分かった内容に関しては再度覚えてまた確認、この繰り返しが一番重要なんだと思います。勉強ができるようになるのに近道はありません。腹筋背筋を鍛えるように、勉強していきましょうか。今日は推薦入試日。人事を尽くして天命を待つのみ。終わったら3月に向けて5教科の勉強頑張ろうね!