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カテゴリ:音楽
昨日、教授のことを書きました。 実は僕が音楽を聴いてきたなかで最も影響を受けた音楽家です。 10代のころはYMOのヒット曲や散開後の3人のソロアルバムをエアチェックして 聴いていました。当時は3人のなかでは高橋幸宏の音楽が好きでした。 その後、教授がオリンピックの指揮をしたり、アカデミー作曲賞を受賞しても それほど興味がわきませんでした。 僕が26歳のとき10代後半から好きだった村上龍が雑誌で当時の好きなアルバムを 何枚か紹介していてそのなかに教授の『sweet revenge』がありました。 そのころパチンコをしていた僕はなにげなく景品にあった『sweet revenge』を入手し それほど期待もせず聴いてみました。しかし7曲目のアルバムタイトル曲の 「sweet revenge」を聴いたとき「世の中にはこんな美しい曲があるんだ!」と 胸が震えました。その瞬間、見城徹風に言えば「熱狂」がはじまりました。 それまで発売されていた教授のソロアルバムとYMOのCDを全て買い、 書籍や関連商品を入手し、僕のなかでは「教授以前、教授以後」の人生になって しまいました。 教授が「スティーブ・ライヒが好き」と発言すればライヒのCDを何枚も買い聴いたり (残念ながら僕は好きになれませんでした)、教授がニュース番組に出演したとき グリーンのニューバランスのスニーカーを履いているのを見て同じスニーカーを 買ったりと教授まみれになりました。 教授は今年の3月亡くなりました。 そんな日がいつかは来るのだろうと思っていました。 しかしその日がきたときはショックが全身を駆けまわり、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 31, 2023 04:41:09 PM
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