ライブハウスでオペラ!
オペラって前々からクラシックの中に留まらず、最高のエンターテーメントだと思っているのだけれどいかんせん小市民にとっては気軽に観賞できる金額ではなく、泣く泣く諦めていたのだけれど今回はライブハウスでオペラが聞けるということでこの大雨の中チャリを転がして行ってきました。Opera Tanto weth Friends《 オペラ劇場の夜 》□場所 KICK BACK CAFE□open 18l00 start 19:00 [前売]¥2,000 [当日]¥2,500 【出演】 OPERA TANTO 龍進一郎(バスバリトン) & 小黒三佳代(ソプラノ) 竹内 俊介(テノール) 藤長 静佳(メゾソプラノ)久しぶりのKICK BACK CAFEはいつもと変わらず…客層も若いおねーちゃんから初老の方まで様々。けれど、オペラが聞けるとってことでワクワクです。いつもの如く、1番で店入りするも席は少し後ろに……やはり、クラシックはポジショニングが大事ですから、一番前に陣取るばかりが脳じゃない。まずは、食事。本日のおすすめメニューK ロコモコ 1,500円B グミカレー 1,400円C ガバウ 1,500円 いづれもドリンク付き最初、ガバウを注文するつもりだったけど、嫁さんとバッティング/(*ε*) 違う味を楽しみたいと、嫁の強制意向にしたがいロコモコを注文。味は普通です。と言うより、あまり味付けに工夫がないかな。なので、金額的にはドリンク付きなら1,200円が妥当かと。♪オペラは興味があるけれど、まったく曲がわからないのですよ。 なので、一応セットリストは載せますが、間違いもありますので、まともに信じないように(≧m≦)ぷっ!【1st】1. アヴエヴエルムコルプス (モーツァルト) …全員で2. 星に願いを (ディズニー/ピノキオ) …小黒三佳代3. ディープリバー (ゴスペル) …龍進一郎4. 帰れソレントへ (イタリア民謡) …竹内 俊介5. サムソンとデリラ (サン・サーンス) …藤長 静佳6. もう飛ぶまいぞ,この蝶々 (モーツアルト/フィガロの結婚) …龍進一郎7. ある晴れた日に (プッチーニ/蝶々夫人) …小黒三佳代8. 誰も寝てはならぬ (プッチーニ/トゥーランドット) …竹内 俊介9. コン・テ・パルティロ (サルトーリ、クアラントット) …龍進一郎、小黒三佳代♪オペラといってもまったく堅苦しくなく、聞きながらの飲食OKでリラックスしたなかで行われました。けれど、その歌唱力と会場全体に響き渡るバイブレーションは力強く、身体を打ち付けるのです。いや~、クラシックをしかめっ面で聴くのは嫌いなのだけれど、聞き入っちゃましたね。曲目も必ずどこかで聞いた事のあるものばかりだし、1曲ごとに簡単な説明が入るのでとても聞きやすく、それぞれの歌曲の世界にインスタントではあるけれど、入り込む事ができました。たとえば「帰れソレントへ」が松村 和子の「帰ってこいよ」と同じ内容だとか、歌劇の曲もその場面を1つ1つ解説してくれたので、わからない人にも分かりやすかったな~。で、この「OPEA TANTO」は龍進一郎と小黒三佳代(夫婦)のユニットだそうです。このTANTOですがイタリア語で“たくさん”という意味だそうです。そう日本語と似てますね。「たんと召し上がれ」の“たんと”もたくさんですから。OPEOAの“OPE”は仕事の意味があるそうです。「たくさん仕事をする」と言う意味がこのユニットに込められた名前だそうです。【2nd】1. カルメン ~ハイライト~ (ビゼー)EC. 浜辺の歌 (林 古渓、成田為三)EC. オ・ソレ・ミオ (イタリア民謡)♪後半は「カルメン KICK BACK CAFEバージョン」と言う事で解説と掛け合いの部分の歌は日本語でミニミニオペラ劇場という感じでした。アンコールも含めて改めて、声量の素晴らしさには参りました。観客の拍手もとても気合いが入っていてでかかった!こんな気軽にクラシックが身近に聴けるなら、いつでも行きたいですね~。