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フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

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2014年02月05日
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嬉しい知らせと、正に驚天動地(とまで言うのは流石に大げさ過ぎかな?)としか言いようのない、驚きの知らせが同時に飛び込んで来ましたね。

嬉しい知らせというのは勿論、真央ちゃんの五輪でのジャンプ構成の話です。トリプルアクセルに3回挑むのは止めにして、ショートとフリーそれぞれ一度ずつの構成に戻すという決意をされたとの報道がありました。とにかく、良かった。もうそれしか言えません。色々な想いが込み上げてきて涙が出て来る始末です。彼女が3A3回に挑戦したいならば・・しかも彼女の集大成の、最後の五輪での演技にそれに挑みたいならば・・ファンとしては、見守るしかないと思っていました。浅田真央は、彼女の美学に殉じるつもりなのだと、「殉じる」と言うのは語弊があるかも知れませんが、それだけの覚悟を持って挑むのならば、ファンがアレコレ言うべきことではない、こちらも浅田真央に殉じるまでだ、と思っていました。「殉じる」という表現はあまり穏やかなものではありませんが、彼女の3Aが3回とも認定される確率は、非常に低いと思われますし(そもそも今シーズン、まだ一度たりとも正式には認定されていない訳で)、3A跳ぶためにルッツを外すというのはどう考えても「賢い」選択とは思えませんでした。またもバンクーバーと同じ轍を踏むのか・・という思いを深くしていたのは事実です。真央ちゃんは勝ちたくないの?何のためにこの競技をやってるの?と、彼女のフィギュアスケートに対する考え方そのものに、少々の疑問を抱かずにはいられなくなってもいました。あれ程の素晴らしい才能を持っているのに、そして気が遠くなる程の修練の日々を積み重ねて来たのに、3A3回に拘ってまたしても「自滅」するの?と。ヨナもリプニツカヤも大喜びだよ、彼女たちは真央ちゃんが3A3回跳ぶようにする事を心から願ってる筈だよ。真央ちゃんはまたしても自分で自分の首を絞めるような、そんな行為をする。どうしてそんな苦しい選択をしなければならないの?って。

けどそれならそれでいい。それが「浅田真央」なのだ、とも思っていました。彼女には彼女にしか分からない想いがあって、拘りがあって、夢があるのだろう、と思っていました。そう、夢!
3Aを3回跳んで、なおかつその他の要素も完璧にこなす、それが彼女の「夢」なんだろうな・・とも思っていました。永遠の夢追い人なのかも知れない、浅田真央という人は。そんな風にも感じていました。そんな彼女に「現実」を見ろなどと、一体誰が言えるでしょうか?誰にも言えないと思いましたし、実際彼女は「夢」を「現実」にしてしまえるだけの力を持っている人です。3Aを3回跳んで他の要素も完璧にこなすという事も、決して不可能という訳ではない。「可能性」はあります。そして真央ちゃんの「夢」は、実際ファンの「夢」でもある訳です。彼女が五輪で、3A3回跳んで、その他の要素も完璧に演じてくれたらなんて、想像するだけでワクワクしますね。真央ちゃんの夢はファンの夢。ファン自身の夢。私も私自身の「夢」を彼女に託す決意をしました。そしてその結果、彼女が敗れ去ったとしても、それはそれで仕方がない、彼女はただひたすら自身の美学を追い求め、自身の美意識を賭けて闘ったのですから。そして彼女がそういう人だからこそ、私も彼女が好きなのであってね。浅田真央のファンの宿命だと思って諦めるしかないな、と思っていました。要は、彼女が3A3回を撤回する可能性は低いだろうな、と思っていたのです。彼女は彼女の美学に殉じるのだろうと。それにしても何という頑なさだろう!と半ば呆れてしまう位「感心」していました。真央ちゃん、あなたは凄いよ、本当に。色んな意味でね・・って。ともあれ私も覚悟を決めました。こうなったらどこまでもあなたに付いて行きます、って思ってました。

それが一転(と言っても陣営では、色々考慮されていた筈ですが)、3A2回という知らせです。覚悟を決めた筈だったのに、私の覚悟って、一体何だったんだろう?って思ってしまう位、軽かったようです(笑)。でもこの知らせを聞いて一番に思った事は、真央ちゃんがどんな思いでこの選択をしたのかな?という事でした。「苦渋の決断」だったのか、或いは案外さっぱりと、爽やかに決断されたことなのか。3A3回を「断念」する、という性格のものだったのか、それとも3A3回跳ぶ事に意味があるのではない、何よりも先ず勝ちに行くのだ、という「希望」に向かっての決断だったのか。私は唯、後者であることを祈るのみです。

いずれにせよ、浅田真央は大きな「決断」を下しました。彼女の人生を賭けた、尊い決断です。
人間というものは、「決断」を迫られる事態に、人生で幾度か、必ず遭遇するものです。そしてその決断が吉と出るか凶と出るかは決断を下した時点では分かりません。先は見えないのです。時には決断が誤りで、凶となってしまう場合もあります。しかし「決断」を下す度に、人は必ずや「成長」します。「決断」がその人を「成長」させてくれる、この事だけは、私は自信を持って断言出来ます。真央ちゃんは今回の「決断」により、人としてまた一回り大きく成長されたと信じられます。この決断が吉と出て、彼女に大きな誉れをもたらしてくれます様、祈っています。






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最終更新日  2014年02月06日 02時23分41秒
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