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テーマ:歴史小説・時代劇(2)
カテゴリ:映画鑑賞
結婚する前に妻から映画の鑑賞券を
貰った事があった。 その時【梟の城】か【ゴジラ対メカゴジラ】で 悩んだ末【ゴジラ対メカゴジラ】を観に行く。 途中で寝てしまった。 いまでも何故そういう選択になったか憶えていない。 レンタル屋さんで【影武者】を借りたついでに 【梟の城】も借りてくる。 また話しはそれるが この頃から邦画は○○製作委員会などという (○○には映画名)わけのわからない組織名で 製作する事が多くなった。 普通にプロダクション名を出せばいいのに なにやら失敗した時の責任逃れのようで 気に喰わない。(考えすぎかもしれませんが) 内容は余り期待しなかったわりには 結構ダレる事もなく最後まで見れた。 良かったのは 中井貴一(目と声と立ち居振る舞い) 上川隆也(目と声) 衣装(派手なのがイイ!) セット(CGをうまく使っている) 金屏風(豪華絢爛) 主人公と秀吉のやりとり(権力者について語る) 若い頃は金箔とか金屏風なんて なんて悪趣味なんだろうと思ってましたが 尾形光琳の「燕子花図」「紅白梅図屏風」 を 観てからその考えがガラッと変ってしまい それからは【金閣寺】【全面金箔の茶室】も 上品で美しいなあと感じるようになりました。 この映画でも多くの美しい金箔の襖絵が 出てきて、それがまるで迷路に迷い込んだ かのように表現されていてクラクラきました。 薄暗い日本家屋の奥に浮かぶ金屏風。 これも日本の美ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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