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テーマ:この恋におちて・・・(331)
カテゴリ:マモリカタ
職場の彼のお部屋
隣にコピールームがある 新人の私には たくさんの雑用があったりするので 今日もそこに篭ってお仕事してました 壁1枚隔てた向こうに あの人がいること わかってたけど 会いに行くこともできないし そっと息を殺して 気配を伺ってみたりして そんなことしてたら 急に彼が入ってきてびっくり 「コーヒー入れるけど。飲む?」 また心臓とまりそうだったよ お部屋にいい香りがして 彼がコーヒーを入れてきてくれた 「隣にいるってわかってて 僕ひとりでコーヒー入れて飲んでたら また『気がきかない』って怒るでしょ?」 彼がいれてくれたコーヒーは 世界で一番 いい香りで 世界で一番 おいしかった すぐになくならないように ゆっくりゆっくり 飲んだ 最後は冷めちゃったけど でも ゆっくりゆっくり 飲んだよ 昼間 仕事の顔しなくちゃいけない場所なのに お酒も飲んでないのに あの人が私に そんな風にしてくれたこと 嬉しくて 泣きそうだったの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.12 21:39:07
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