2007/10/30(火)14:15
2007J.LEAGUE Division 1 25th Sec
首位の浦和レッズを迎えて、久しぶりに20.000人越えの観客を集めた広島ビッグアーチ、ホームチームの守備力の弱さを露呈した結果となった。
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2007J.LEAGUE Division 1 25th Sec
on 15 September 2007 at Hiroshima Big Arch
〔Attendance〕22.675 〔Weather〕Sunny
Sanfrecce Hiroshima 2-4 URAWA REDS
〔Scorers〕
12Min. Tatsuya TANAKA(URAWA)
23Min. Makoto HASEBE(URAWA)
37Min. Yuichiro NAGAI(URAWA)
40Min. UESLEI(HIROSHIMA)
82Min. Koji MORISAKI(HIROSHIMA)
84Min. WASHINGTON(URAWA)
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〔Kerouac的MIP〕
11.Tatsuya TANAKA(URAWA)
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前半の3失点は集中力の欠如。失点の見本のようだった。
特に3点目・・・失点自体の問題より、下田が前へ出たのに、誰もゴールのカバーに行ってなかった。このような当たり前のことができていない。その連鎖反応が大量失点へ繋がったと思う。それに、そのミスを逃すほど首位浦和は甘くない。
18チームもあるJリーグで、このような連携ミスを犯すチームに取りこぼしていて、首位にいられるわけがない。
残暑が厳しいこの日、気象条件は32.5℃。
サッカーをやる気温ではない。
日本代表を抱える両チームなので、疲れによる消耗は激しいだろう。ただ、それは「お互い様」で言い訳はできない。
またもホームで大量失点を喫したサンフレッチェの失点は55。リーグワーストである。1試合平均2.2失点ということになる。簡単に言えば3点取らないと勝てない計算だ、これでは勝てない。
逆に、浦和の失点は22。1試合平均0.88!1点取れれば勝てる可能性があるということだ。
せっかく2万人の観客が入ったということは、広島のサッカーを知ってもらい、興味を持ってもらうことができる、最高の環境だったにも関わらず、惨敗。
負けても「いい試合」というのはあるが、そうとも思えないレベルの試合だった。
せっかくのアピールの場を台無しにしてしまった。
次のホームは、鹿島アントラーズを迎える。15.000人は入るだろうか?
ぜひとも可能性を感じる楽しいサッカーを見せて欲しい。
秋にかけて調子の上がるサンフレッチェ。このままの戦いでは、客離れどころか「降格争い」参入が、もう目の前に迫っている、と感じる。
浦和は、水曜日にACLの準々決勝を控える、過酷な日程だが是非ホームでしっかり勝ってアウェイへ乗り込んで欲しいと思う。