蘇州で大人気の四川料理
ついにゴールデンウィークも最終日。明日からまた会社勤めの日々です。中国にはお盆休みがないので、次の大型連休は10月までお預け・・・休みの最後に美味いものを!ということで、行ってきました。蘇州で一番「本場の四川料理」に近いと言われているお店へ。蘇州在住の方でしたら、一度は名前を聞いたことがあるでしょう・・・「巴蜀傳香」(ba1 shu3 chuan2 xiang1)です。新区に構えるこのお店、知らない人が見たらどこにでもあるレストランと同じです。特別高級感もありません。いたって標準的な外観、店の規模です。値段が手ごろと言うのも人気の要因でしょうか。2人で100元(1,400円)食べようと思ったら、かなりの胃袋が必要ですから。にもかかわらず、常に行列が出来るほどとか。今日は休みとはいえ、5時に行きましたが・・・既に空いている席は2,3席のみ。かろうじて座れた、と言った感じです。店内の様子は・・・窓の外は明るいのに、席はびっしり。写真は2階の様子ですが、1階も満席状態。客はほぼ皆中国人ですが、駐在日本人の間でも広く知られているレストラン。口コミってのは馬鹿になりません。自分もその口ですから…四川で1年生活をしていた身としては、やはり美味い四川料理が食いたい!!でも、期待すればするほど裏切られた時のショックが大きいですからね・・・蘇州と言えば、甘い料理で有名な地。その蘇州で人気を博しているって言われてもねぇ・・・と、これまでは敬遠していましたが。「毛血旺」(mao2 xue3 wang4)など注文。これがまた美味かった。見ての通り、赤い海に具が沈んでいます。四川の代表料理です。(自分は四川で全然食べてませんでしたが・・・)唐辛子と山椒がプカプカ浮いている中に、鴨の血を固めたものや、内臓、シラタキなどがふんだんに入ってます。正直美味いです。もっと山椒が効いていても良いですが、十分ご飯が進みます。山椒の実がそのまま入っているのが何といっても四川料理の嬉しいところ。唇を痺れさせながら食べるのが最高です。汗をしっかりかきながらです。四川は太陽が見られないので有名な土地。(本当に快晴の日は年に何日かしかありませんでした・・・)一説では汗をかきにくい気候のために、辛い料理を食べて新陳代謝を良くさせるのだとか。四川料理といえば、「麻辣」(ma2 la4)とよく言いますが…「麻」=「山椒」の痺れる辛さ「辣」=「唐辛子」の刺すような辛さを言います。うだるような暑い季節に、汗だくになりながら四川料理に舌鼓なんていかがでしょうか!?今日は久しぶりにDVD屋さんへ。「容疑者 室井慎次」を観ました。う~ん、イマイチ・・・人気blogランキング