今日はまさに秋の心地よさが実感できる一日でした。
暑くもなく、寒くもなく。
吹き抜ける風が何とも心地よく・・・
というわけで、足を運んだのは、
蘇州図書館です。
大きくて清潔で、利用者も多いこの図書館。
学生さんはもちろん、
子供のための施設も備えており、
1日十分時間が潰せます。
なぜ図書館へ行ったかというと・・・
ある展示会が蘇州図書館で催されているから。
その展示会とは・・・
イタリア絵画400年と題した美術展が開催されているのです。
9月2日から17日までの2週間、
20元(280円)というお値段。
中国ではまだまだこういう美術鑑賞の機会は少ないだけに、
貴重な機会。
絵心のない自分もいそいそと行ってきました。
ダ・ヴィンチ作品1点、
ラファエロ作品1点、
ミケランジェロ作品1点とこの辺りがいわゆる呼び物。
蘇州テレビでも開幕式は放送されていました。
大行列で人数制限をして、入場させていたと報道されていたので・・・
週末の今日も人が多いかと思ったら、
程よい人数でゆっくり鑑賞することができました。
18世紀のものが多かったですが、
やはり15世紀の宗教絵画はなかなかのもの。
妙な艶やかさがなく、程よく質素で。
でも、やはり宗教絵画は教会で見るのが一番良いですね。
ドイツの古びた教会で見た宗教絵画は本当に良かったなと・・・
さて、気になったのは・・・
微妙に額縁が傾いているものが多かったこと。
展示効果などに関する意識はまだまだ低いようで。
これまでは中国絵画も含めて、
展覧会などは非常に少なかったように思いますが・・・
今後は徐々に増えていくのでしょう。
だんだん豊かになっていくことで、
余暇の過ごし方に注目が集まり・・・
今はまだまだテーマパークとか人工的な空間がもてはやされていますが、
今後はこういう文化的なものや、
より自然なものに関心が集まっていくのでしょう。
明日の午後から深セン出張です。
わずかな自由行動を有効に!!と思い、
『地球の歩き方』を見てみましたが・・・
深センって新しい街だから、いわゆる見所って全然ないんですね・・・
香港に行くには時間ないし・・・
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