テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国生活
久しぶりにまともなブログを。
私の父の世代である団塊の世代の人たちにとって、 「中国=人民服」というイメージがなかなか抜けきれないようで… そんなイメージを持って中国の地に実際に足を踏み入れると、 昭和の子供時代を思い出す光景もあれば、 目を見張るほどの発展を手に入れた中国も。 崩れかけた家にごみだらけの路地もあれば、 ブランド物が揃ったデパートも。 きれいに舗装された歩行者天国に立派な建屋のデパート。 店内には中国の最高額紙幣である、 100元(1500円)札を数枚必要とする物が溢れています。 そんなデパートで見かけた光景。 一時代前の映画館か公民館の舞台にでもありそうな、 厚い厚い緞帳のようなカーテンがデパートの入り口に… 中国を訪れたことのある人なら、 スーパーの入り口などでよく見かけたことがあるのではないでしょうか。 ただしスーパーではビニール製ですが。 冬の寒い時期や夏の暑い時期に中国では当たり前に見られる光景です。 大都市でも田舎でもどこでも見られる風物詩。 エアコンの暖気・冷気が外に逃げないように入り口に使われているのです。 さらには、乾燥して砂埃が多い中国なだけに、 防塵目的もあるのでしょうか。 通常はビニール製のカーテンが暖簾のような簾のような形で、 ぶら下がっています。 でも、そこはデパート。 高級感を狙ってか、 布製のカーテンです。 これ、経験者はご存知かと思いますが、 ビニール製にせよ布製にせよ、重いんです。 さらに日本の暖簾のように軽くないので、 前の人が通った直後に続いて入ろうとすると、 重いカーテンが前の人のくぐった反動で暴力的にぶつかってくるのです… 前の人が気を遣ってカーテンを押さえてくれていれば良いのですが、 そこは中国。 強烈なカーテンのビンタを食らうことも。 確かに回転扉や自動ドアなどよりも割安で効率的とも言えるのですが… 明日は組織変更のための部内打ち合わせ。 せっかくの休みですが、出社です。 それでも、昼まで寝られるので我慢我慢。 今は高村薫の『李歐』を堪能中。 決して傑作ではないものの、程よい倦怠感が心地よいです。 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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