テーマ:■■東京下町■■(1125)
カテゴリ:下町の食べ物
以前書いた亀戸の船橋屋さんの記事がまとまってので、今回もさわりだけ紹介しておこう。
---------------------------------------- ★くず餅の歴史からお話を伺いたいのですね。 関東では<くず>か、久しい寿で<久寿>ですね。原料に葛を使っていないので<葛>の字は使いません。 本葛は実際のところお菓子になるほどには美味しくないものなんです。 関西で本来くずもちと称されるものは、わらびの根っこのでんぷんで作ったわらび餅。九州や沖縄のほうでは馬鈴薯でんぷんで作ったものが出てきますね。関東ですと小麦でんぷん。 東京型のくず餅を開発したというのが、私どもの初代ということですね。 ★初代の方が作るようになった経緯というのは? 船橋屋の名前の由来にあるように出身は船橋なんです。 農家なので小麦を作っていまして、それをつかってお餅を作れないだろうかとずっと考えていたんですね。 で、良くお参りに来ていた亀戸天神様が非常に賑わっていたんで、ここで一花咲かせられないものかと。境内の軒先を借りて、お餅を竹の皮に包んで、大豆を引いた黄な粉の上に蜜をかけたんですね。 それがものすごくヒットをしまして、一気に名前が出て、明治初期の瓦版のうまいもの番付で横綱になったという記事が残っていますね。 ---------------------------------------- 興味のある方は読んでみて下さい。 サイト版 http://www.shitamachi.net/ メルマガ版 http://www.mag2.com/m/0000079066.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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