|
カテゴリ:レアな仕事
まいど続きでございます。
さて前回の部分に続いていよいよ残りのごちゃっとした部分に取り掛かります。 この部分の名称は「八重あさの葉(やえあさのは)」と申します。 前回の「あさの葉」は組子の中でも簡単なもの。縦のパーツを抜かせば、あさの葉を作るパーツの種類が1種類3つですから。 今回の「八重あさの葉」は組子のパーツは3種類9つ。しかもその内3つを「三つ組手(みつくで)」という方法で合体させなければなりません。 ![]() まずは一番上の写真ですが、最初は切り欠きのないパーツを作ります。ここの時点ではまだ1種類のパーツです。両端を120度と60度に加工して336個作ります。 そして一番上の写真のように切り欠きを入れて3つを組み合わせられるようにします。 これが手間がかかるんですよ。パーツが適当な長さでもだめだし、切り欠きが適当な位置でもだめだし。 そして切り欠き加工後3つを合体させるわけです。 2番目の写真がまず2つを合体させたところです。1番目の写真で言うと下のパーツ(上のパーツと一緒なので上のパーツでもいいんだけどね)と真ん中のパーツを組み合わせます。 3番目がちょっと斜めから見たところ。 そして上のパーツを組み合わせると4番目の写真のようになるわけです。 ![]() それをこの赤三角の部分にバシッと入れてくわけですよ。 このとき三角にぴったり収まるよりややきつく、ほんとビミョーにきつく入るように作れるとベストなんですがね。なかなかそうはいかないんですよ、実際(^^; これが入れ終わるといよいよ最後のパーツの加工です。 次回に続く・・・ 今日から充電器購入の甲斐あってデジカメ復活! 今日完成した「書院障子」と新たに製作に入った「菱飾り組子Ver2」の写真を撮ってきました。デジカメは使いやすいなぁ。でっかいシャッター音もならないし(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/14 11:43:00 PM
コメント(0) | コメントを書く
[レアな仕事] カテゴリの最新記事
|