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『完全版１９・２０巻剣心再筆』 弥彦つづり ８号
↑は完全版表紙です。剣心再筆ではありません。
剣心再筆とは、完全版カバーをめくったところにある、和月先生が現在描かれたキャラ絵＆設定です。「遊び心でスケッチブックに描かれたようなもの」らしいです。ですから、実際の本編とは関係ないようです。
注：今回、マイナス感想の方が多いです。気分が悪くなるかな、と思われた方はこの先を読むのをご遠慮ください。
＜１９巻・燕＞
☆表表紙
無理矢理西洋趣味のメイド服を着せられ涙する燕ちゃんかわいいですｖ 服もまぁまぁかわいいです。ただ、燕ちゃんにしてはやけに背も高くてオトナっぽいなぁ。ちっちゃいのがかわいいのに…。
☆裏表紙
「年齢の割にやや長身（弥彦より頭半分高いくらい）」
……って。そんな……。半分も高くなくていいですよ;;
確かに子供時代は、燕ちゃんの方が少し高いというのはなかなかツボなのですが。それにしても「年齢の割にやや長身」っていうのはちょっと……。普通かちっちゃいくらいがいいのに＞＜（そして弥彦元服時では原作どおり燕ちゃんがちっちゃいのがよいのですｖ）
「変形オカッパ。少しデコ」
……。普通でいいです。普通がカワイイです。これはこれでかわいいのですが、燕ちゃんっぽくないです。
不埒な客を叩く赤べこ名物御盆というものがあるそうですが、燕ちゃんは気弱なのでひたすら逃げるそうです。この設定はかわいくてよいと思います^^ そして弥彦が助けてあげてたら尚良いです(*^_^*)
＜２０巻・弥彦＞
☆表表紙
((ﾟДﾟ;)))
新月村の栄次くんかと思いました;;
このコ（再筆のコ） 自体はわりとカッコいいとも思うのですが、弥彦くんの面影が……;;
☆裏表紙
「ザンギリ頭」
……これのせいだ。。弥彦くんはあのいつもの髪型でないと弥彦くんらしくないんです（良くも悪くも…） 後ろ髪と前髪がちゃんとある弥彦くんが好きなのに……。
「これまでの暮らしのせいか髪質はあまりよくない」
ショックで思わず字を小さくしてみたり。弥彦はさらさら髪なのが理想です＞＜（上と矛盾してるかもですが…）
でも、暮らしのせいで、っていうのは、よっぽど苦労してきたということなので。。辛くても頑張って生きてきた健気弥彦はツボなので、そこはいいです。
「浮浪児仲間のリーダー」
弥彦くんにはかわいそうですが、過去に浮浪児仲間なんていらないです。ずっと独りで生きてきて、剣心たちと出会い、やっと家族のあたたかさに触れるっていうのがツボなんです。
リーダー。確かに弥彦ならリーダーになりそうですねぇ。自然に慕われていそうです。でも「リーダーの証」とか言ってベストなんか着込んじゃってる弥彦はなんかいやです（本人に自覚がないのならいいのですが…） ベスト自体はなかなかかわいいですね。
「なんだかんだいって剣術の鍛錬はいつも真面目。手にまめを作って包帯をしている」
なんだかんだいって、ってなんでしょう……（まぁ確かに弥彦は生意気だからなぁ…） 剣術の鍛錬はいつも真面目です！ それが弥彦です。手にまめを作って……なんて健気な＞＜ でも包帯をしてると手が見えないな～。
「道場に入ったあとも浮浪児仲間のために尽力している」
立派ですね。でもその仲間いらないですから……。
「口は大きめ大飯喰い。目大きめ目つき悪い」
確かにそれが弥彦くんです。目が大きいのはチャームポイントですしねｖ つり目も弥彦くんの特徴ですから。でも実は原作でも大飯喰いの弥彦くんはあまり好きじゃありません（多分、早く大きくなりたい、強くなりたいという気持ちがあるからで、それはとてもいじらしいのですが……） 神谷道場の家計を思って遠慮とかしてくれるほうがいいな～。そして薫ちゃんが、いいから食べなさいとか言ってくれるのがいいと思います。
「半袴」
弥彦くんの素足は貴重ですね。初めて見たかもです。思った通り細いなぁ。育った環境なんだろうなぁ……。袖も半袖になってますね。たまにはこういう衣装もかわいいかもです。
「神谷活心流の袋竹刀。家伝の刀（家族の形見。他人が触れようとすると怒る）」
袋竹刀。間合いの鍛錬に使うって……それ以外は真剣（家伝の刀）で稽古してるのでしょうか;;
家族の形見を持つ弥彦には泣けます。他人に触れさせないというところも、家族と誇りを大事にしているんだなぁ……と感じます。
「活人剣の道へ進むか殺人剣の奈落へ堕ちるか竹刀と刀の二刀に象徴されるように両面の性質を持つ」
うっ、なんか急に妄想を掻き立てる設定に！ 殺人剣っていうとやっぱり剣心のあれですか！？ 剣心の悩みといっしょなんですか！？ 笑ってる弥彦（こんな笑い方見たことないけどたまにはカワイイかも） と怒ってる弥彦（この弥彦怖すぎ＞＜） は確かに剣心が見せる両面と似ています。
この設定もなかなか興味深いのですが、やっぱり弥彦は不殺の道を信じて疑わないキャラの方がよいです。原作で「弥彦なら先走って失敗するようなことはあっても、決して拙者のようにまちがったりはしないでござるな」 と剣心は、弥彦のそういう面に一目置いていると思うから。だからこそ弥彦は剣心が認めた唯一の跡継ぎになれたと思うからです（他にもいろいろあると思いますが、そのお話はまた機会がありましたら……）
全体的に見て、これはこれでまぁまぁカッコかわいくはあるのですが、やっぱり原作弥彦の方がほぼすべてにおいて断然良いです。
あくまでも「お遊び」として描かれたもので、実際のキャラ及び設定とは関係ないらしいです。
この巻のるろうに短信・WJ完全版宣伝等は、次回以降の「弥彦綴り」に書く予定です。
弥彦『だからカワイイって言うなよ///』
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