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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:推理小説
あらすじ。
岡山県総社市の外れ鬼野辺家に伝わる釜には、 鳴ると主が死ぬという言い伝えがあった。 そして、不吉の釜が鳴り、土蔵に長男・健爾の生首が。 事件に遭遇した崇は、事件の核心「桃太郎伝説」の騙りを衝く! 282ページととても薄いのだが、一向に読みすすまなかった。 前半がひたすら岡山の観光で、その説明が続くからかもしれない。 全く知らないので、読み進めるのが苦痛だったので、ほとんど斜め読み。 タタルが後半以降にしか出てこないので、 それまでの薀蓄担当が3人…。薀蓄語る人が増えました…ははは。 いくら憎いからってその子供に罪は無いはず。 しかも自分の手は汚さず、心理操作殺人! これこそ完全犯罪ではないかと思う。 暗示で人を殺させる。たまにある話である。 現実では、大切な人を殺せと暗示をかけられたら、 無意識下にある暗示が、意識に勝つかどうか。 無意識=潜在意識のほうが強いのだけど、たいていは自我が勝ってたなぁ。 この本では第七感=末那識は染色体 第八感=阿頼耶識はDNAとするとわかりやすいと書かれていた。なるほどなぁ 最近の高田さんの本の傾向として、鬼についてが多い。鬼神伝もそうだし。 鬼を虐げるな、と言っている。 鬼とは朝廷の侵略に対して敢然と立ち上がった人達のこと。 歴史は勝者によって都合の良いようにかかれる。 反抗勢力として敗れ去ったものは、鬼とされ貶めらる。 歴史は歪曲されるのだ、歴史を疑えと言うこと。 某ゲームにも鬼は出てきたのだが、もう鬼を嫌うことは無い。 節分ももうきっとしないだろうな。 すべてはお伽話の裏に隠された真実に気がつけるかどうか…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月16日 19時14分16秒
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