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テーマ:ミステリはお好き?(1494)
カテゴリ:推理小説
あらすじ
三年前、不慮の死を遂げた片山の命日に事件は起きた。 首都圏の人気スポット・羽田国際環境水族館に届いた一通のメール。 そして、展示生物を狙った攻撃が始まった。姿なき犯人の意図は何か? 自衛策を講じる職員たちの努力を嘲笑うかのように、殺人事件が起きた! ――すべての謎が解き明かされたとき、胸を打つ感動があなたを襲う 途中まで、殺人犯が特定されるまでは、 とても面白く、ひき込まれる展開であっという間に読んでしまった。 ここでちょっと犬の散歩をはさんだので、 珍しく脅迫犯、殺人犯について考えてみた。 今まで生物を殺さなかったのに 殺人を犯したのはあまりにおかしいと思ったので 1.脅迫犯=殺人犯で、脅迫はカモフラージュで大島を殺害したかった 2.脅迫犯≠殺人犯で、殺人は違う人がやった 片山の奥さんがいかにも怪しく脅迫犯だろうと思ってたので、 2だろうな~と思ったけど、特定まで行かなかったのは 登場人物表が無くて名前がおぼえられなかったせい… 考えついたのはこれだけ。 ここまでは良かった。 ただ全ての、二件の死について闇に葬り去るのが受け付けられなかった。 私は決着はつけてくれないと嫌だから。 知らない振りをするといっても、周りの人は自分が殺人を犯した ってしってるんだよ? その中で今までと同じように生きていけるか。 殺人を犯して逃亡するくらいの人間じゃないと精神が持たないとおもう。 悪人じゃなく、善人なら尚の事。 裁きによって罪と心を清算しないと、生きていけないと思う。 ここまで読んで、ファミコン時代の推理ゲーム「○○○○○ー殺人事件」 思い出したよ。クリスティ原作だったかな? あれも無かった事に…の結末で、それでいいのか!って愕然としたね。 だから、ここで萎えてしまって、後はもう何も感じなかった。 ふーん、って感じで。 片山にまつわる謎は面白かったんだけどね、そこまで考えつかなかったし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月27日 07時38分32秒
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