|
カテゴリ:仕事
来年から介護報酬が上がるそうな。 名目は介護職員の待遇改善である。 当然利用者の負担増を理由に反対する勢力もある。 こんなもの、 介護報酬を倍にして、 利用者負担は10%から5%にする。 くらいの大胆な発想を以ってしなければならないのではないかと思う。 (これはさすがにめちゃくちゃかもしれないが条件闘争は最初にゴールを言うべきものではない。妥協点の設定に伴い如何にそこに近づけるかである) まぁ、まかり間違ってもそんなことは現実として起こらないわけであるが。 なぜ、票取りに夢中な民主党議員は、 こういう奇想天外なアイディアを出さないのだろうかと思う次第である。 まぁ、法案まともにかけないから仕方ないか。 で、表題の話であるが、 介護報酬を上げたところで介護職員の待遇は改善されません。 終わり。 なぜ? 介護職員は確かに給料最悪ですが、 ケアマネージャーをはじめとする管理サイドに回ると、 そこまで酷い状況にあるとは言いがたいからである。 市のハローワーク情報を見ると、 介護職員が10~14万くらい。 ケアマネージャーが20万前後~30万前後(施設長兼務)といったところである。 ケアマネージャーになるためには、 介護福祉士等の資格を持った上で、 実務経験5年以上だったと思う。 つまり高卒で介護業界に入り、 順当に介護福祉士をとった上で、 ケアマネージャーを取得し、実務を担えば、 24くらいでその給料にいたるというわけだ。 つまり、介護職員だけが不当に隷属扱いされているというだけの話であって、 介護業界そのものが巷で言うほどのきつい状況にあるとは言いがたいのである。 (現にここの部長〔年:50くらい。社会福祉士、ケアマネージャー、施設長〕は50万前後給料をもらっていると聞く) 「介護」=「給料悪い」 この構図は必ずしも正解ではないのである。 ただ、 「介護職員」=「隷属的待遇労働者」 というわけである。 物事の実体を正しく把握しないと、 介護業界の人材難はこれから加速度的に進むことになりかねない、 由々しき事態へと向かおうとしている。 将来的には、、、 ではなく段階的な給与引き上げ(俗に言うベア)を、 現場職員に見せることで、 介護現場は落ち着きを少しずつ取り始めることが出来るのではないかと思う。 介護業界の問題は、 単に経営者の匙加減一つで大きく変化するものであると、 オイラは考える。 みなさんのご意見をお待ちしております。 (出来れば現場職員の方や、ケアマネの方は差し支えなければ大まかな手取り額を記していただけると地域差や年数との兼ね合いなど比較し合えるので嬉しいです。) 諸手当込みで手取り13万円台の2年半の介護職員より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仕事] カテゴリの最新記事
|