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あさごはんです。原材料費を試算してみたら、二人分合わせて300円くらい。
ひるごはんです。原材料費を試算してみたら、二人分合わせて200円くらい。 ばんごはんは、北大路魯山人直伝!?の「てんぷらの茶漬け」と豚汁。原材料費は二人合わせてざっと350円くらいです^^; 天ぷらの茶漬けはすごく美味しかったです。豚汁とはちょっとミスマッチな上品なシロモノでした。おすすめですよー^^; 今日の3食、夫婦2人分の食材費をざっと計算してみたら、だいたい900円くらいになりました。一日千二百円として、外食しなければ一カ月3万6千円位の食費で結構幸せに暮らせそうな気がしますね^^; 以下の引用は、青空文庫からです^^; 天ぷらの茶漬け 北大路魯山人 てんぷらの茶漬けは油っ濃いもので、油っ濃いものの好きな方に好かれるのは無論である。 揚げたてのてんぷらを茶漬けにするのはもとより差支えないが、本来、てんぷらの茶漬けは古いてんぷらの利用にある。昨日の残りのてんぷらだとか、一旦、冷え切ったものを生かして食う食い方である。それにはまず火鉢に網を載せ、一旦、てんぷらを火にかける。いくぶん焦げができるくらいに火をあてる。それを熱い飯の上に載せ、塩を適宜にかけるのである。 前にまぐろの茶漬けで話したように、濃い目の熱いお茶をかける。御飯の量は、みずからの腹具合に相談して、盛ったらよい。ただ、ここに注意すべきは、てんぷらの茶漬けは甘いものを嫌うが故に、てんぷらのつゆをかけてはならぬ。必ず生醬油か、塩をかけるべきである。 大根おろしは新鮮なものほどよく、辛い大根があれば、なおさら具合がいい。要するに、てんぷらの茶漬けは、残ったてんぷらを生かして食べる方法である。焙るため油がこなれ、香ばしくて、意外に美味しいものである。材料になるてんぷらが、良質のものでなければ、美味しくならないことは言うまでもない。 (昭和九年) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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