sky blue drop

無事に捕獲し、病院へ何とかたどり着いたのだが、

病院へたどり着くまでのお話はコチラ
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きらきらひかる-1
きらきらひかる-2

先生、片目ちゃんの姿を見て一言、どうなっとるんじゃ？
いやいやそれはこっちが聞きたい・・
人馴れしていない片目ちゃんは、ものすごく怖がっている。
とにかく麻酔をかけて検査してみないと、詳しい事が分からない。
麻酔が大丈夫かどうかも微妙なので、ゆるめの麻酔で検査してみるとの事。
ケージから出す事も出来ず、触れる事も出来ず、
片目ちゃんを預けた・・・


次の日の朝、検査結果を教えてもらう為、動物病院へ連絡。

・左目の眼球が無い件は、先天性の異常である可能性が大
　幸い先天性である為、痛みはなさそう
　分泌物が多いのは、栄養失調・炎症いろんな要因が考えられる
・首の異様な傾きは、前庭部(三半規管の近くの部位)に、
　炎症が起きているのが原因ではないか
　炎症が治まれば、改善の余地あり?
・見た目には分らなかったが、口が通常の3分の2程度しか開かない
　自力でどれぐらい開けられるかは今の所不明
　骨格自体は目立った異常は無く、噛み合わせもそれ程悪くない
・尻尾はかろうじて残っている部分も含め、腐敗が進んでいる
　出来るだけ根元から切断せねばならない
　原因は憶測でしかないが、手足や体の細かい傷や、
　視野が限られている事などを考えると事故ではないかとの事
・貧血と過度の栄養失調
・内蔵の機能は問題なし
・麻酔も大丈夫そう
・猫カゼをひいている　猫エイズ・白血病は共に陰性
・性別は♀　年齢はだいたい１歳ぐらい　　・・・などなど

手術には耐えられるであろうとの判断で、その日の午後決行する事に。


次の日の朝お迎えに行くと、怯えきった猫が待っていた。
そりゃそうだろう・・どれ程怖かった事か・・・
毛を剃られちゃってるからか、また細くなった気がする。
とにかく人に馴れていないので、カラーを付けたとの事。
カラーが異様にでかく感じる。帰ろう・・家に・・とにかく帰ろう・・

他のネコズとは当然完全隔離。
物置部屋をキレイに整理して、大きめのケージをセッティングしておいた。
中にはベッドにポカポカマット、トイレ、水、食事も準備。
移動させようと初めて触れる。壊れちゃいそうでこわい・・・
一瞬触れただけで、パニックを起こし体を激しく回転させる。
目は開いているが、私を見てない。近くに居るのに遠い。
ものすごく遠くに居る猫・・・
それでも何とか移動させた。とにかく今はそっとしておく事に。
結局その日は、食事はおろか、水にも口をつけてはくれなかった・・。


一体これからどうなるんでしょう～？二人の距離は近づくの？？
って、ネタバレしてるけど、とりあえずつづく・・